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保育園落ちたで苦しむ人がいる中わざと落選狙いの人が増えているヤバい現状

保育園の待機児童問題が世間的に有名になったのは2016年2月15日にブログに投稿された「保育園落ちた日本死ね」の記事でしょう。

働きたいから子供を保育園に預けたいのに、保育園の数が足りず、預けれない。
そういうどうにもならない状況で苦しんでいる人がたくさんいらっしゃいます。

この保育園の待機児童問題を受けて、国もようやくなんとかしなければと動き始め、最近では企業主導型保育所という支援制度を行い、企業は補助金をもらい保育園を作り、働くママさんは会社で子供を預かってもらえるという仕組みができ、待機児童問題の一つの対応策となっています。

また、保育園に預けないと仕事ができないわけで、どのような問題があるかというと、育休として子供が1歳になるまでは育休給付金をもらえるわけですが、1歳までに保育園に子供を預け、働ける環境を作っておかなければ、育児休業(育休)給付金が貰えなくなると生活が困るわけです。

待機児童問題を受け、1歳までに子供を保育園に預けることができなかった人のために落選を意味する「入所保留通知書」があれば、育休を延長できるという制度があります。

そして、最近問題視されているのが、この落選による育休延長制度の悪用についてです。

育休延長制度の穴を突いた悪用

育休延長制度というのは働きたくて子供を保育園で預かって欲しくて、でもそれができないママを救済するために作られた制度なはずです。

ですが、育休延長制度は保育園を落選した際にもらえる「入所保留通知書」さえあれば、申請することができるため、ただ子供と一緒にいたくて、働かない間も給付金を貰いたいという考えのママが育休延長制度を得るため、わざと落選狙いで保育園に申し込む人が増えているようです。

なんていうんでしょう。
確かに落選によって入所保留通知書を貰いさえすれば、育休延長を得ることはできるかもしれません。

ですが、育休延長が目的であるがゆえに、落選ではなく、入園できるとなったら自ら辞退する人までいるそうです。

これってすごい迷惑な話ではないでしょうか?

働く為に本気で保育園に子供を預けたいと思っているママにとって落選目的とは言え、保育園に応募されることで保育園に入園できる確率は下がってしまうわけで、迷惑以外の何ものでもありません。

救済のために作られた制度にラッキーといわんばかりに乗っかるのはいかがなものでしょうか?

子供がいるということは、もちろん大人でありますし、親という責任も伴う立場なのですから「もっと給付金貰いながら子供と一緒にいれる♪」なんて浮かれている場合じゃありません。

大人として、親としてきちんとしましょう。

誰にも迷惑かけてないと思われるかもしれませんが、かけていますから、本気で保育園の入園を希望されてている方に、保育園への入園者を選考されている方に迷惑かけています。

制度の整備も大切だけど個人個人の良心も大事

現状、落選狙いで保育園に応募する人が増えているせいで、実際に本気で保育園入園を望んでいる人がどれだけいるかの把握に困難されているようです。

入所保留通知書の提出だけで育休延長できてしまう制度自体に問題があると捉える方もいらっしゃるかもしれませんが、どれだけ制度の利用に対する要件を整備しようとも、提出書類の数などを増やすくらいであり、抜け穴のないくらいの要件にするのは難しいです。

また、そこまで要件クリアを難しくしてしまうと今度は本当に入園できずに困っている人が余計に困ります。

どこまでいっても、応募者の心の内はわかりませんので、最終的にはママ一人一人が良心を持って行動することが大事なのです。

制度を悪用しようとする人が増えると、制度要件を満たす条件が厳しくなったり、制度自体の救済度合いを下げざるおえなくなったりなど、制度が必要な人が必要な救済を得れなくなってしまいますので、制度の目的に沿わない応募はやめましょう。

もちろん、育休延長制度に限らず、国が定めている制度の目的に沿った応募はどんどん活用していくべきです。問題なのは目的から外れた意図による応募です。

本当に困っている人がちゃんと救済されている世の中になれば良いですね。

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