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肥満体質の大人にならないための子育て方法について

近年肥満の子どもは増加傾向にあり、また運動能力の低下も取り上げられているそうです。
小さいうちは太っていても良い、という考えはあまり良くないのです。

実は子供の肥満は大人になると影響があるようなので、肥満体質にならない子育て方法が必要です。

子供の肥満は増加傾向にある

文部科学省の調査によれば、肥満体質の子どもの数は2倍から3倍に増加しているそうです。

特に9歳から17歳の男の子の10人に1人は肥満なのだそうです。

・男子は15歳で13.5%
・女子は12歳で9.8%

調査によって、最も高い肥満出現率が示されました。
参照元:https://www.metabolic-syndrome.net/kodomo/what/what_01.html

年齢を考えると育ち盛りなので、また痩せるのでは?とも思いますよね。

実は肥満になる原因は、もっとさかのぼって3歳までにつけた生活習慣のせいかもしれないのです。

私の長男も3歳検診で、すでに太り気味だと診断されてしまいました。

文部科学省では食生活の欧米化や就寝時間など、生活習慣の変化が増加傾向にあるのではないかとしています。

3歳までに肥満体質が決まるって本当?

人間の体は3歳までに、脂肪細胞の数が急激に増加します。
ですので炭水化物や甘いもの、脂肪などで細胞の数を増やしてしまうと、大人になって肥満体質になりやすい体を作るのだそうです。

太っているか痩せているかは脂肪細胞が膨らんでいるか、縮んでいるかで決まります。
細胞の数が多ければ不利なのは当然ですよね。

一度作られた脂肪細胞はダイエットをしても小さくなるだけで、数を減らすことはできません。

自分の子供が肥満かどうかを調べるには、肥満度を調べる計算方法があります。

「(実測体重ー標準体重)÷標準体重×100%」

例えば3歳女子の標準体重は14.1kgです。

実際の体重が16キログラムなら、(16-14.1)÷14.1×100%=13.4%となり、肥満度が13.4%の計算になります。

食生活に気を付ける対策をとろう

小さいころの食事は、子供ではなく大人が決めます。
親が原因で、子供を肥満にしてしまう原因は以下のようなことです。

・高カロリーの物ばかり与える
・お菓子やジュースの習慣化

最近では和食よりも洋食文化も盛んですし、冷凍食品やインスタント食品は塩分も濃く、子供が好きな味ですよね。

たまになら良いのですが、習慣になると肥満の原因になります。
ですから子育てで親が気を付けられることは、できるだけ対策をとりたいですね。

・のどが乾いたらジュースよりもお茶
・早食いさせない
・赤ちゃん時代に正しいミルクの量を飲ませる

あまりに制限させるのは良くありませんが、細かいことから親が対策してあげましょう。

性格や性質もあるがうまく対処しよう

親の食生活だけとは言えない面もあります。

・生まれ持った遺伝
・ゲームが好きでインドア派
・運動が嫌い

親が太っていると、子供も太りやすいと聞いたことはありませんか?
脂肪燃焼遺伝子に異常があると、太りやすい体質になるそうです。

また私の息子が当てはまりますが、よく食べるのに運動が嫌いな性格もあるようです。
ただし対処方法がない訳ではありません。

・好きな運動方法を見つけてあげる
・就寝時間を早める
・食事の時間を早める

息子も球技は苦手ですが、室内で行うトランポリンなどの遊びは大好きです。
他にも体に負担をかけないスポーツとして、水泳が人気ですよ。

子供に無理をさせない範囲で、体を動かすことをおすすめします。
また食事時間や就寝時間を早め、生活リズムを夜型にしないのもリスクを減らす子育て方法です。

将来の健康も守るために

肥満体質は大人になって、成人病のリスクも上げてしまいます。

大人になっても健康でいてもらうために、子供時代にしっかりと肥満防止の対策をとりましょう。

まずは子供と一緒に外に出て、体を動かすことからはじめてみませんか?

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