忙しかったり疲れていると、毎日のことだから寝かしつけがストレスにもなります。
ストレスの原因になりがちな、寝かしつけトラブルの対処法などをご紹介します。
寝かしつけに関するアンケート結果
小さな子どもを持つママさんは日々寝かしつけをどのようにしているのでしょうか。
【寝かしつけ前や寝かしつけの時にママがしていること】
・添い寝 61%
・授乳 38%
・背中をトントン叩く 26%
・絵本を読む 22%
・抱っこする 22%
・子守唄を歌う 15%
・特に何もしない 15%
・その他 6%
・マッサージをする 3%
・音楽を聴く 3%
・おんぶする 2%
参照元:https://www.combibaby.com/c/1552/?question_word=f50a77233ba5c6d6e0f084ba9e005980
多くのママさんは添い寝をしていることが分かりますね。
【寝かしつけ始めてから寝かしつけるまでの時間】
・16分~30分 45%
・15分以内 23%
・31分~45分 21%
・46分~1時間 7%
・1時間以上 4%
参照元:https://www.combibaby.com/c/1552/?question_word=f50a77233ba5c6d6e0f084ba9e005980
30分以内には眠る子が多く、さほど寝かしつけに苦労している感じは数字からは見て取れません。
なかなか寝てくれないなどのトラブル対処法をご紹介します。
規則正しい生活を心がける
いつも同じ時間に起床や就寝することを心がけましょう。
・決まった時間に起きる
・決まった時間にお昼寝をする
・決まった時間にお布団に入る
起きている日中はなるべく活動的に過ごして、夕食を済ませて入浴し心地よい疲れですんなりと眠れるようにしましょう。
・夕食後はスマホやゲームなどの明るい光を浴びない
・照明は少し暗めにして過ごす
・眠る1時間前に入浴する
子どもは早めの時間にお風呂に入る子も多いと思います。
人間は体温が下がるときに眠くなるので、眠れない子は寝る1時間前くらいに入浴するようにしても効果が期待できます。
不快感を解消する
眠りにくい何らかの原因がある場合、眠れない子もいます。
・ハウスダストでくしゃみや鼻水が出る場合は普段の掃除を入念にする
・エアコンや除湿器などで温度や湿度を整える
・照明を暗くして、テレビや大きい子の笑い声などが聞こえない静かな環境を作る
・おむつが汚れていたりお腹が空いていないか注意する
不快な状況の場合は、眠りやすいような環境を整えてあげましょう。
保育園に子どもが通っていて働くママの場合は、一緒にいることが嬉しくて眠れない子もいるでしょう。
ママも疲れているとは思いますが、思いっきり甘えさせる時間と割り切って長めに寝かしつけ時間を取るのもお勧めです。
ルーティーンを作る
中には寝かしつけ自体を知らずに、眠くなるまでテレビを見せたりパソコンをしているママさんもいます。
就寝の時間を決めて毎日のルーティーンを決めるのがコツです。
・決まった時間にお布団に行きママが添い寝して絵本を読む
・ベッドに入ってぬいぐるみを使ってコミュニケーションを取る
ぬいぐるみを使って「〇〇君さぁ僕と一緒に寝ようね」などと話しかけるのも効果的です。
ママといつまでも遊んでいたいと思っていて眠れない子も、仲良しのぬいぐるみと一緒ならと思うこともあります。
音楽を流す
ママがおうたを歌うのも効果的ですが、体調が悪いときなどにはCDなどを取り入れるのがコツです。
・オルゴールの静かな音楽を流す
・時間を決めてベッドで子どもの好きな曲を聴かせる
・子守唄のCDをかける
自然に眠くなるような曲をかけて、絵本を読んだりするのも良いですね。
楽しみが無いとベッドに入りたくない子には、時間を決めてアニメソングなどを聴かせても良いでしょう。
眠くない子の対処法
夕食後は刺激を与えないように過ごしても、なかなか眠くならない子も中にはいます。
現代の子どもは慢性的に寝不足気味とも言われていますが、睡眠時間が十分すぎる子もいます。
規則正しい生活をしているのに、何をしても眠れない子どもは睡眠時間が合っていない場合も考えられます。
個人差がありますので、保育園などでお昼寝がある子どもはもしかしたら睡眠時間が長いことも考えられます。
朝1時間早く起こすなど睡眠時間を調整してみても良いでしょう。
また午後5時以降に昼寝をすると、眠れない場合もあります。
昼寝する時間帯や長さが適切かどうか再確認しましょう。
ママも一緒に寝てしまう
眠った後に、ママやパパが楽しいことをしているのではないかと気になって眠れない子もいます。
ママ側も子どもが寝たら明日の朝食の下ごしらえをするなどの予定があると、子どもが寝てくれないことに一層イライラを募らせてしまいます。
ですからなかなか子どもの気持ちが眠ることに向かない場合は、思い切って一緒に寝てしまいましょう。
夜できないことは朝にママが早く起きて、夕食の段取りまで終えてしまうと余裕ができますね。
人間は近くに寝息を感じると眠くなるので、ママの寝息が近くにあると子どもも自然に寝付くことができる場合もあります。
我が家でも寝かしつけの最中にママが先に寝てしまっても、子どもも安心したように一緒に眠っていました。
寝かしつけの時間が長くかかってしまうと、イライラすることもあるかも知れません。
発想の転換で子どもとコミュニケーションを取れる時間と考えて、のんびりじっくりお付き合いするのがコツです。