赤ちゃん用の家具で大きくて価格もそこそこ高いものにベビーベッドがあります。
育児書やネットで調べると買った方が良いものリストに入っていて、買わなくてはならない気になりませんか。
実際にベビーベッドが必要なケースと要らないと感じるケースを見てみましょう。
目次
いらなかったと思う子供用家具のアンケート5位まで
買ったけれど要らなかったと思った子供用家具についての統計です。
プレイマット 38.0%
サークルガード 34.4%
子ども用ベッド 29.3%
ベビーベッド 28.2%
おむつ、ケア用品入れ 20.5%
子供用ハンガーラック 20.2%
参照元:https://www.muji.net/lab/living/thm07-02-report01.html
ベビーベッドは添い寝ができないので、不便だと感じたママさんもいます。
レンタルをしたけれどまったく使わなかったという声もありました。
我が家でもベビーベッド購入を検討し、市の譲渡会の抽選に応募して外れたこともあります。
結局手に入りませんでしたが、実際に子育てしてみて、やはりベビーベッドは買わなくて良かったと感じました。
ベビーベッドが必要なシチュエーションは?
どういう状況の場合に特にベビーベッドの必要性を感じるのでしょうか。
寝室でママとパパがベッドに寝ていて同じ高さで別々に寝たい場合
ママやパパと同じベッドで添い寝をするケースもあります。
ただし寝返りを打って子どもの上に被さって、圧死や窒息死してしまう事故も世界では数多く報告されています。
欧米では日本ほど、親と乳幼児が一緒に寝る家庭は多くありません。
ですから万全を期したい場合などには、大人のベッドと同じ高さのベビーベッドがあれば安全に寝ることができます。
犬や猫などのペットか上の兄弟がいる場合リビングに必要
リビングに赤ちゃんを寝かせる場合に、上の兄弟やペットが気になります。
誤って踏まれたりいたずらをされるなどのリスクがあります。
気を付けてみていても、ちょっとした隙に何らかの事故が起こる可能性もゼロではありません。
状況に応じては必要ですが、実際には赤ちゃんが寝てくれないなどの可能性もあります。
ママやパパが布団なら赤ちゃん用布団でOK
ママやパパが低い位置で寝ているのに、寝室にベビーベッドは基本的に必要ありません。
夜中に目が覚めたときなどに、赤ちゃんに異常がないか確認して安心するためには同じ高さがベストです。
添い寝するご家庭も多いかも知れませんが、最も安全なのは大人の布団と少し離して赤ちゃん用の布団を敷くことです。
レンタルで様子を見る
ベビーベッドは新品を購入すれば、価格もそれなりにします。
かなり大きいので部屋が狭い場合には、むしろ邪魔になることもあります。
赤ちゃんが寝てくれず、荷物置き場になっているご家庭も少なくありません。
赤ちゃんの時期はすぐに終わってしまうので、レンタルで様子を見るのもおススメです。
二子、三子を考えているなら購入しても良いかもしれません。
布団なら畳めば子供が遊ぶスペースを確保できるので、日本の住宅事情にマッチしています。
兄弟が多いならなおさら、ベビーベッドは買わずに広々とスペースを確保して遊ばせた方が良いかも知れません。
中古も検討する
ベビーベッドは処分も大変ですから、長期的な計画を立てて買うか検討しましょう。
市町村などの地方自治体で中古をタダや格安で譲ってくれるケースもあります。
またオークションサイトやフリマアプリなどを使って、安く譲ってもらうこともできます。
ただし発送してもらう場合には、送料の方が高くつくこともありますので要注意です。
良いものを新品で買った場合に、第三者に譲るといくら位のリターンがあるのか下調べして検討しても良いでしょう。
赤ちゃんが寝ないときにおススメの便利アイテム
ベビーベッドがあったからよく寝るとは言えません。
家の広さや家族構成などによって、買うのか検討しましょう。
夜泣きや寝つきの悪い赤ちゃんにお勧めの便利アイテムもご紹介します。
・スリング
・バウンサー
・電動で動くガラガラ(ガラガラメリーデラックスなど)
・赤ちゃん用ビーズベッド
・おしゃぶり
我が家ではおしゃぶりの大好きな子どもだったので、おしゃぶりさえ与えればすぐに泣き止んで安心して眠っていました。
おしゃぶりに賛否はありますが、寝てしまえば自然に外れますし、添い乳のように虫歯の心配はありません。
寝かしつけアイテムの好みは個人差もあるので、赤ちゃんが安心できる快適な環境を、様子を見ながら整えていきましょう。