ベビーソープ選びに関心を持ったのはいつでしょうか?
ほとんどの方は我が子のお肌にブツブツとした湿疹ができたり、お風呂上りにお肌がカサカサになったり、赤い炎症を起こしたり、痒がったりとお肌のトラブルが起こった時だと思います。
つまり、赤ちゃんのお肌のトラブルをなんとかしてあげてたくてベビーソープを替えようと思っているはずなので、お肌のトラブルを改善してくれるベビーソープ探しをしているわけです。
そんなママがやってしまいがちなベビーソープ選びの3つの間違いがあります。
一つ一つ紹介していきましょう。
肌トラブルに効くベビーソープを探してしまう
赤ちゃんのお肌のブツブツやカサカサ、炎症、痒みといった症状を改善してくれるベビーソープを探す方が多いのですが、お肌のトラブルに効くベビーソープなんてありません。
ベビーソープは薬ではなく、あくまでも化粧品です。
ブツブツや痒みなどをベビーソープで治せるというのは間違いです。
そんなこと言っても「楽天やamazonのベビーソープのレビューを見ていたら治ったって言っている人がいるのはどうして?」と思われるかもしれません。
それはベビーソープを変えたことで炎症や痒みなどを改善したのではなく、炎症や痒みの原因となっていたお肌への刺激や乾燥などが緩和したことによって治まったということです。
薬では乳児湿疹の原因を改善することはできませんが、炎症や痒みを抑えることはできます。
化粧品であるベビーソープは反対に炎症や痒みを抑えることはできませんが、乳児湿疹の原因を取り除き予防することはできます。
ベビーソープに薬のような効果を求めることはやめましょう。
オーガニックや無添加などの響きで選んでしまう
オーガニックや無添加というワードに対して安全性や安心感をイメージする方は多いです。
ですが、オーガニックや無添加を謳っているベビーソープでも内容は様々なので、簡単に安心や安全と結びつけない方が良いです。
オーガニックはオーガニック成分を配合している場合に謳いますが、オーガニック成分がどれだけ配合されているかは最低限確認しましょう。
また、オーガニックと謳えるのは植物由来成分だけです。
植物由来成分がお肌に安全とは一概に言えません。それに植物由来成分以外の成分でもお肌のケアに最適な成分はたくさんありますので、こだわり過ぎは禁物です。
無添加もどんな成分がどれだけ入っていないのかの内容は確認しましょう。
有名で良さそうな保湿&美容成分配合かどうかで選んでしまう
セラミド、コラーゲン、リピジュア、ヒアルロン酸などの有名な保湿成分などが配合されていると良さそうに感じてついつい購入したくなりますが、良い成分だけを見て選ぶのはおすすめできません。
特にベビーソープの場合は赤ちゃんというまだまだ未熟なお肌に対して使用するため、良い成分が配合されていることよりも、良くない成分が配合されていないことの方が大切です。
良くない成分が配合されていなければいないほど、お肌にやさしく赤ちゃんのお肌のケアに最適なベビーソープと言えます。
もちろん保湿成分などが大切ではないと言っているわけではありません。
優先順位が「赤ちゃんのお肌へのやさしさ」というわけです。
良くない成分が配合されていないかどうかの確認には「無添加」の内容をよく確認しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ついつい上記の3つの選び方をしてしまっていた!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大人の方でも肌が丈夫な方と敏感肌の方で化粧品の選び方は違うのが普通です。
ということは、大人と赤ちゃんの化粧品の選び方も違っていておかしくないわけです。
赤ちゃんのお肌のケアには赤ちゃんのお肌に必要なケアができるベビーソープ選びをすることは大切です。