子育てがツラいと感じるママさんがとても多く見受けられます。
特に初めての出産から育児では、頑張り過ぎて体調や精神面を崩してしまうママさんも多いです。
そこでずぼらな子育てがおすすめな理由や、ずぼらな育児方法をご紹介しますね。
子育てがつらいと思う理由
ママさんへのアンケートで、子育てがツラいと感じる方にどうしてだと思うか調査した結果があります。(複数回答)
★自分の趣味や休息の時間が持てないから 63%
★自分の感情を上手くコントロールできないから 58%
★育児やしつけで分からないことが多く自信が無い 22%
★子どもにこうなって欲しいという想いが強すぎる 19%
★夫が子育てに協力的ではないから 17%
★社会からの疎外感、子育てだけで終わってしまうあせり 17%
★ママ友や実母、義母との付き合い方が上手くいかない 9%
参照元:https://www.combibaby.com/c/1438/?question_word=29f3476a75c631fc690d434ce47063b9
自分だけのことを考えていれば良かった頃より、子どもを介すことでより複雑な人間関係などにもイライラを募らせているママさんが多いですね。
多くのママさんが通る道ですが、子どもが乳幼児の頃は片時も目が離せないので、自由な時間が取れずつらいと感じることが多いんです。
自分はずぼら!でも頑張っていると割り切る
私自身も子どもが風邪を引くたびにもらってしまい、体調面でとてもつらい時期が何年か続きました。
最初は何でも完ぺきにこなそうと思っていましたが、「ずぼらだっていいじゃない!?」と吹っ切れてから子育てがだいぶ楽になりました。
妻として女性として母親として、何でも完璧にこなそうとすると体力が奪われてしまいます。
体調が悪くなれば芋づる式にメンタルも悪くなって、うつ状態になってしまうことも少なくありません。
特に出産を経験したばかりのママさんは、ホルモンバランスも急激に変化して体調が落ち着きません。
自分は大丈夫と思っていても、思いつめていたことに気が付いたとき、大泣きしてしまうママさんも多いほどです。
ずぼらなのは決して悪いことではありません。
むしろ少しの手抜きもできないような完璧主義では、ママでい続けること自体が難しくなることさえあります。
限界は人それぞれ違いますが、限界点を超えてしまわないように調整するのも能力の一つなのです。
炊事についての工夫
手を抜いてもいいことは簡略化したり。まとめて行いましょう。
ゆる家事という言葉もあるようですが、簡略化した家事の方法についてご紹介します。
冷凍保存したものを使う
タマネギやきのこ、ねぎなどはカットして生のまま冷凍保存して使うことができます。
ご飯は多めに炊いて1人前分ずつラップにくるんで、食べるごとにレンジで解凍します。
離乳食も多めに作って、1回分ごとに冷凍ストックしておきましょう。
残り物をリメイクして使う
例えばシチューは翌日にグラタンやドリアにできます。
カレーはだし汁を入れてカレーうどんにできますね。
また、肉じゃがはコロッケにできます。
体調の悪い日は無理せず片付けはまとめて行う
頭痛や風邪などで体調の悪い日は、無理しないでまとめて食器洗いをしましょう。
少し甘えてパパにやってもらうか、洗い物が出ないようにデリバリーを利用したり、使い捨ての紙皿や紙コップもおすすめです。
買い物は週末にパパと一緒やネットスーパーを活用
毎日こまめに買い物すると、かなり疲れてしまいます。
週末にパパに手伝ってもらったり、ネットスーパーに注文して労力を減らしましょう。
掃除についての工夫
お風呂掃除は入浴時に済ませる
入浴直後に洗うと、お湯がまだ入ったままなので浴槽を洗うのが大変です。
入る直前にスプレーをかけて、汚れが浮いてきたら擦りましょう。
お湯を入れっぱなしにすることで雑菌が沸いてぬるぬるしやすくなります。
栓は全員が入り終わったら抜いておきましょう。
浴槽以外の部分は、体を洗うときについでにササっと磨いてしまうのがおススメです。
トイレはついでにこまめにササっと
わざわざトイレ掃除の時間を作るより利用した後にササっと掃除をしましょう。
1回目は床、2回目は便器などと分けてやっても良いでしょう。
紙モップ(クイックルワイパー)やほうき、塵取りを使う
重い掃除機を引っ張り出すのはストレスを感じます。
クイックルワイパーや、100円ショップで売っているようなほうきを使うのもおススメです。
きっちり掃除するのは週末1回だけにして、充電式ハンドクリーナーで汚れた部分だけ掃除する方法もあります。
洗濯についての工夫
酸素系漂白剤を使って部屋干し
酸素系漂白剤は塩素系より刺激が無いので、日常的に使えます。
いつもの洗剤に少し足して洗うと、部屋干しをしても臭いません。
部屋干しをしてそのまま畳まずに保管すると、手間が大幅に減ります。
畳んでしまわずにハンガー収納
可能なら脱衣所や荷物部屋などにポールを設置して、畳まずに使うときにハンガーから外します。
我が家では荷物部屋にポールを渡し、中央に洗濯物を等間隔にかけ乾いたらその都度、左右によけて物干し兼収納代わりにしています。
育児面でのずぼらで楽しい育て方
頭痛がしたり疲れて動きたくないときは、無理をして公園などに行かずゆっくり横になりましょう。
子どもは親が横になっていると、必ずと言って良いほどなぜか体の上にのぼってきます。
そしたらお腹に子どもを乗せたまま揺らしたり、歌を歌ったり楽しくそのままで遊びましょう。
テレビやインターネット動画なども使いようによっては良いツールになります。
一人でずっと鑑賞させるのは良くありませんが、疲れているときには一緒に見て歌ったり踊ったりして楽しく過ごしましょう。