ピジョンのスタンダードベビーソープ
総合評価 | 73/100点中 |
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肌への優しさ | ★★★★ |
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保湿力 | ★★★ |
適度な洗浄力 | ★★★★ |
香り | ★★★ |
価格 | ★★★★★ |
★5段階で評価
ベビーグッズで有名な大手メーカーのピジョンから販売されているスタンダードな泡タイプのベビーソープです。
無香料タイプなので合成香料が入っておらず、合成香料はいい香りによって癒やし効果をもたらしてくれるかもしれませんが、お肌にとっては負担となりえる成分なので無添加の方が赤ちゃんのお肌のケアとしてやさしいです。
多くの洗浄系化粧品は全成分の水の次には洗浄成分がきているのですが、ピジョンの場合にはグリセリンが水の次に多く配合されています。
グリセリンは化粧品の保湿剤として使われる成分です。
メインの洗浄成分としては、ラウラミドプロピルベタインというベタイン系のマイルドで適度な洗浄力の界面活性剤が使用されています。
PEG-20ソルビタンココエートも洗浄成分ですが、どちらかというと洗浄補助成分です。
ココイルメチルタウリンNaは高級な洗浄成分でお肌にやさしい成分です。アミノ酸系に近い性質を持つとされています。
ラウロイルメチルアラニンTEAはアミノ酸系の界面活性剤です。お肌をやさしく洗うのに適した洗浄成分です。
ピジョン全身泡ソープの洗浄成分自体は赤ちゃんのお肌へのやさしさを考慮した配合となっています。
保湿成分にはヒト型セラミドと呼ばれる人のお肌の中に存在しているセラミドと同じ構造をしたセラミド2が使われています。セラミド2はお肌に存在するセラミドの中でも最も重要なセラミドとも言われています。
イソステアリン酸コレステリルは疑似セラミドとも呼ばれますが、セラミドとは異なります。あくまでも似た成分です。
ピジョンはこのセラミド2(現在はセラミドNPに名称が変わっています)とイソステアリン酸コレステリルの成分を合わせてピジョンベビーリピッドと呼び、胎脂をイメージした保湿効果を実現しているようです。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症効果などがある成分で多くの化粧品に使われています。
PPG-4セテス-20は乳化剤、ラウロイルアルギニンはお肌のコンディショニング剤、ラウリン酸は脂肪酸の一種で香りや洗浄目的に使われます。
クエン酸やクエン酸NaはPH調整などで使われます。
フェノキシエタノールは防腐剤、エチルヘキシルグリセリンは消臭効果のあるコンディショニング剤。エチドロン酸はキレート剤です。
洗浄系化粧品の品質を左右する洗浄成分が低刺激な成分を使用しているので赤ちゃんのお肌や敏感肌・乾燥肌の大人の方のお肌にも使えるベビーソープとなっています。
保湿成分はセラミドくらいで保湿力はそれほど高くありません。
グリセリン高配合なので洗い上がりはしっとりするかもしれません。
ピジョン 全身泡ソープのおすすめポイント
- 無香料タイプでお肌にやさしい
- 胎脂をイメージした保湿成分を使用
- 適度な洗浄力でお肌の潤いを守る
ピジョン 全身泡ソープに含まれる全成分
【旧】
水、BG、ココイルアラニンTEA、ラウリルベタイン、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、グリチルリチン酸2K、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェノキシエタノール、エチドロン酸
【新】
水、グリセリン、ラウラミドプロピルベタイン、PEG-20ソルビタンココエート、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、セラミド2、イソステアリン酸コレステリル、グリチルリチン酸2K、PPG-4セテス-20、DPG、ラウロイルアルギニン、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、エチドロン酸
ピジョン 全身泡ソープのみんなの口コミ
4点/5点中 (7件の口コミ)
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泡が取りやすいよう、ポンプの口も工夫されています。
泡はなめらかで良いと思いました。
大人の場合は敏感肌の人やアトピーの人、乾燥の激しい冬のカサカサの時期には脂分を取り過ぎずに洗える事が出来るのと、やはりお肌にも優しい成分なのでお勧めです。
乾燥の酷い頭皮に使用しても大丈夫なので、ピジョンの全身泡ソープで洗髪をしても髪の毛はきしきししますが頭皮には優しくてとても良い感じです。
体を洗っても、子供も嫌がりませんし、うちは、詰め替え用を買ってます。お得ですよ。