ベビーソープは化粧品です。化粧品である以上は成分の組み合わせで作られています。
つまりベビーソープの品質を確認するには成分を確認するのがおすすめです。
水で比較
多くの場合は精製水です。
精製水は不純物などを取り除いた水です。RO水も逆浸透膜という技術でろ過してきれいにした水です。
なかには、温泉水や天然水などを用いているベビーソープもあります。
水はベビーソープの大半を占める成分なので、温泉水や天然水などはミネラルなどの栄養が含まれており、お肌の状態を整えてくれます。
洗浄成分で比較
洗浄成分は色々あります。
アミノ酸系、ベタイン系、グルコシド系、タウリン系、硫酸系、石鹸などと呼ばれる分類があります。
ベビーソープにおいては硫酸系の洗浄成分は刺激も脱脂力も強いため避けるべき成分です。
成分名ではラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naがあります。
これらと同等の洗浄力や脱脂力といわれる成分としてはオレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルサルコシンNa(アミノ酸系ですが特殊です。)などがあります。
選ぶなら硫酸系やそれと同等の成分以外の洗浄成分が使用されているベビーソープをおすすめします。
保湿成分で比較
保湿成分もたくさんあります。
ホホバ油とかシア脂といった植物由来の保湿成分や
はちみつのような天然由来の保湿成分、
加水分解コラーゲンや加水分解シルク、加水分解コンキオリン、加水分解ケラチンやヒアルロン酸Na、セラミド、PCA-Na、ポリクオタニウム-51などなど挙げればキリがありません。
ベビーソープにはセラミドやヒアルロン酸、PCA-Na、アミノ酸、ミネラルといったお肌に存在する保湿成分がおすすめです。
配合成分数で比較
大人なら良い成分をたくさん使っているものも良いかもしれませんが、
赤ちゃんの場合はなるべくシンプルな成分のほうがおすすめです。
成分が多ければ多いほど肌に合わないという可能性が増えるからです。
赤ちゃんのお肌にとって必要な低刺激性、保湿力といった要素で見ると上記のような成分を比較することがオススメとなります。