イタリア生まれのスーパーグリーンベビーソープ
総合評価 | 57/100点中 |
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肌への優しさ | ★★ |
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保湿力 | ★★★ |
適度な洗浄力 | ★★ |
香り | ★★★★★ |
価格 | ★★★★ |
★5段階で評価
月日が経つにつれて新しいベビーソープが増えてきています。
増え方には2パターンあり、一つは新たにメーカーによって開発される新商品として、もう一つは海外で人気のベビーソープが日本に入ってくるパターンです。
エルバビーバとかヴェレダ、ロゴナとかはまさに海外から入ってきたスキンケアブランドです。
そして、今回ご紹介するママベビーというブランドもイタリアで生まれたブランドのようです。
ここではママベビーというイタリア生まれのベビーソープについてブランドコンセプトや特徴、こだわり、成分解析を通じて検証していきます。
Mamma Baby(ママベビー)について
初めてみた時はマンマベビーと呼んでしまいましたが、ブランドサイトを見るとママベビーとなっていました。
気になった時にはググってみるのが一番で、Mammaをググってみたところ、やっぱりマンマと読むようです。
イタリア語での母の意味ですね。イタリアの現地ではマンマベビーが正しいのかもしれませんが、詳細は不明です。
ちなみにボトルにSAPONEって書かれているのですが、これもイタリア語でSOAP(ソープ)つまり、石鹸のことを表しています。
あと、ブランドの通販サイトには「その名もマルゲリータ」と書かれており、ボトルにもどこにもマルゲリータと書かれていないので、これもググってみました。
するとマルゲリータはイタリア語でヒナギクもしくはフランスギクを表すようです。
ただ、唐突にその名もマルゲリータと書かれ、商品名にマルゲリータと記載されているわけでもないので、何のことかはよくわかりません。
Mamma Babyはイタリアのオルチェッリ社という老舗の製薬会社のベビースキンケアブランドです。
イタリア内での信頼できる製薬会社として地位を確立しているようです。
このママベビーブランドのコンセプトとしては、
「ハグみたいな、やさしさ」というものがあります。
コンセプトは大切ですよね。商品を作る場合には、ベースとなる考えがなければ作れませんから。そして、コンセプトがないと誰からも支持してもらえません。
こういう製品を作り出すという意思表明なので、コンセプトを知ることは重要です。
ママベビーの場合はハグみたいなやさしさを商品で体現しているようです。
ママベビーの特徴って何?
ママベビーの特徴といえば、スーパーグリーンです。
スーパーグリーン?何?と思う人がほとんどだと思います。
調べたところ、スーパーグリーンはオーガニックだけど、オーガニック認定を受けていない成分を使っており、新たな次世代オーガニックとのことです。
どうしてスーパーグリーンを採用しているのかというと、オーガニック認定を受けるにはコストが掛かるため、オーガニック認定を取るコスト分をカットしたということですね。
つまり、よりオーガニックをお手頃に身近にしました!ということです。
ただ、オーガニック認定を受けていないけどオーガニックというのは目新しいことではなく、ルイボスティーなどでは良くあることです。
スーパーグリーンについて、個人的な感想を述べさせてもらうと、
①オーガニック=安心・安全という発想自体があまり好きではない。
②オーガニック認定を受けていないのであれば、もっとブランドサイトにどのような基準を設けて育てた植物なのかを数値化すべき
というのが正直なところです。
オーガニックやボタニカル、次はスーパーグリーンと色々と次世代のフレーズが出てきていますが、結局どれも植物を指しています。
品質でいうと、オーガニック>スーパーグリーン>ボタニカルといった感じですね。
ただ、植物だから安全・安心というのは印象操作だと思います。
植物であろうと、人工物であろうと、やさしい成分はやさしいですし、毒性の強い成分は強いです。
そして、スーパーグリーンもオーガニックですから、有機農法となるのですが、
そのこだわりについてブランドサイトで触れられていますが、土壌・水・肥料にこだわったと掻かれていますが、明確な基準の記載がありません。
そこのところをもう少し詳細に載せておかないと、結局品質への信頼ならオーガニック認定を受けている方が良いという風に思ってしまいます。
そして、ママベビーのベビーソープには、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na、合成ポリマー、シリコン、アルコール、合成着色料が無添加となっていて、金属アレルギー検査やPH値測定が済んでいて、動物実験も行っていないということです。
ママベビーのベビーソープの成分解析からわかること
コンセプトや特徴がわかったところで、実際に成分を見ていきたいと思います。
まず、コセス硫酸Naですが、旧表示指定成分ではありませんが、無添加と謳っているラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naと同じ硫酸系であり、脱脂力などが強い洗浄成分です。
塩化Naは塩のことで、増粘作用などがあります。
コカミドプロピルベタインはベタイン系と呼ばれる洗浄成分で、ベビースキンケアにも用いられるくらい低刺激でマイルドな成分です。
ラウロイルグルタミン酸Naはアミノ酸系の洗浄成分で、お肌にも優しく、潤いを守って洗うことができます。
カプリン酸ポリグリセリル-4はエモリエント作用のある乳化剤です。
ベンジルアルコールは旧表示指定成分の一つで溶剤としてや、香料、防腐などに使われます。
乳酸は肌に存在する天然保湿因子の一つで保湿効果があります。
グリセリンは多くの化粧品に使われる保湿剤です。
PCAも天然保湿因子の一つで保湿成分です。
ショウズク種子エキス(カルダモン)とオリーブ葉エキスが有機農法で栽培されているようです。
ショウズク種子エキスはショウガ科の植物由来で、昔から生薬などとして口臭防止などで使用されてきました。化粧品原料としては、お肌のコンディショニングに役立ちます。
オリーブ葉エキスはオリーブの葉由来の抗菌作用を持ったお肌のコンディショニング成分です。
デヒドロ酢酸と安息香酸は防腐剤で、安息香酸は旧表示指定成分です。
香料はベビーソープの香り付けに使われます。
ママベビーのベビーソープをあらゆる角度で解析したところ、
総合的には保湿成分は良いのですが、脱脂力の強い洗浄成分が使われていたり、お肌への負担となる旧表示指定成分が使われていたりと、デメリットが目立つベビーソープという印象です。
コスパは悪くありませんが、安いにはちゃんと理由があるといった感じです。
ママベビーはどこで買える?販売店や価格について
取扱い店舗としては、アクタス系列の家具ブランドのinZONEやコスメキッチン、アクタス、ビームスといった店舗で販売されているようです。
インターネット通販では公式サイトにて販売されています。
定価は、500mlで1,200円(税抜)です。
Mamma Baby(ママベビー) ベビーソープ S-Greenのおすすめポイント
- 次世代オーガニックのスーパーグリーン採用
- 天然保湿因子の保湿成分配合
Mamma Baby(ママベビー) ベビーソープ S-Greenに含まれる全成分
水、コセス硫酸Na、塩化Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルグルタミン酸Na、カプリン酸ポリグリセリル-4、ベンジルアルコール、乳酸、グリセリン、PCA、ショウズク種子エキス、オリーブ葉エキス、デヒドロ酢酸、安息香酸、香料
Mamma Baby(ママベビー) ベビーソープ S-Greenのみんなの口コミ
3点/5点中 (2件の口コミ)
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髪を乾かした後は艶が出ていいですが、とにかく髪がギシギシで次はもう買いません。