赤ちゃんの肌トラブルとベビーソープの関係
赤ちゃんの乳児湿疹やあせも、おむつかぶれなど肌荒れ対策に、ベビーソープはとても重要なアイテムです。
赤ちゃんの皮膚は、大人の半分ほどの薄さでとてもデリケートで不安定な状態です。
そのため毎日のスキンケアがとても大切になってきます。
赤ちゃんの身体の約70%が水分からできていて、汗腺は大人と同じであるため一日に大人の2倍もの汗をかきます。
活発な新陳代謝で汗や皮脂で皮膚が汚れ毛穴が詰まってあせも、乳児湿疹をおこしやすいため、毎日のお風呂で汗や皮脂をきれいに洗い流してあげる必要があります。
ベビーソープ選びのポイントと優先順位
そこで赤ちゃんのお肌に求めるベビーソープ選びのポイントは、清潔と保湿です。
お湯だけでは落とせない不要な皮脂の汚れを洗い流して、素肌の潤いを守ってくれる適度な洗浄力が理想的です。
洗浄成分にもたくさんの種類がありますが、成分によっては洗浄力、脱脂力、素肌への刺激がまったく違ってきます。
また品質保持のための防腐剤は、肌への負担になってしまいます。
皮脂はもともと素肌を覆っている角質層の潤いを逃がさないように守っているものなので、すべての皮脂を落としてしまうと乾燥させてトラブルを招きやすくなってしまいます。
大人も同様ですが、肌を大きく左右する一番大切なアイテムが、ソープ(石鹸)にあります。
そこでこだわりたいベビーソープの4つのポイントは
①洗浄力が強すぎない
②保湿力にすぐれている
③肌にやさしい天然成分
④無添加にこだわったできればオーガニック
などです。
そこで配合成分は添加物がなくて、赤ちゃんの肌を考えてつくられているかをチェックしましょう。
使用感では泡切れのよさ、洗った後の保湿力や、目に入ってもしみにくいかなどを確認します。
多くの口コミで見られる率直な意見を参考にすると、選ぶ基準がみえてきます。
最後に容器、価格で評価します。
毎日使うベビーソープはママやパパの使いやすいもので、価格は重要です。
単なる高い安いではなく、1本でどれくらい使えるのかなども口コミを参考にして把握しておきましょう。
家族みんなで健やか肌を目指しましょう
赤ちゃんのデリケートな肌をやさしく乾燥させずに肌を潤いながら洗い上げてくれるベビーソープは、大人の敏感肌の方、ニキビ予防などの洗顔料としてもおすすめです。
大人の敏感肌、乾燥肌の方は、赤ちゃんの肌にとてもよく似ています。
原因は違っても刺激に弱くて、バリア機能も不安定で肌トラブルをおこしやすい共通点が同じです。
さらに赤ちゃん用は大人向け敏感肌用に発売されているソープよりも、はるかに入念なテストがおこなわれていたりもして安心感があります。
とくにアトピーの方は一度使ってみる価値があります。