赤ちゃんは大人よりも汗をかくと言われています。
ジメジメとした季節もそうですが、寝具や汗をかいたときの対処も必要です。
あせもの予防や対策を覚えておけば、赤ちゃんの肌を守れますね。
あせもになりやすい部分をチェック
あせもは赤ちゃんのスキンケアトラブルの中でも、ママ達を悩ませている一つ。
今までに経験した肌トラブルの統計です。
・おむつかぶれ 65.3%
・乾燥による肌荒れ 59.6%
・脂漏性湿疹 54.7%
・あせも 50.3%
参照元:https://www.babytown.jp/b/childcare/sanitation/bt0700.html
約半数のママさんがあせもで悩んでいますね。
赤ちゃんは大人と違い、汗をかいても自分で洋服を脱げません。
汗の溜まりやすい体の部分イコール、あせもになりやすいところと言えるでしょう。
・おしりや腰回り
・顔や首
・背中
とおむつをしているところや、床や寝具に面している背中、首回りはお肉の間に汗が溜まりやすい部分ですね。
ピンポイントで予防することで、あせもも軽減されます。
衣服は大人より1枚少なく
赤ちゃんは、大人よりも1枚少ない衣服で丁度良いと言われています。
汗をかく夏は通気性の良い素材がおすすめです。
コットンも良いですが、私はパイル素材をよく使っていました。
パイルは吸湿も保湿も優れた素材で、肌触りがとても良いです。
またベビーカーに乗ることが多いので、襟首にかけて使うあせも防止のパッドを用意していました。
お出かけの際は、汗をかいたら取り換えるだけなので簡単ですよ。
おむつ替えはこまめに
あせもの多い場所として、おむつをしているおしりや腰回りがあります。
おむつは吸水性が良いのですが、特にギャザー部分のお腹に跡が付いていることもあるのでは?
密着する部分は汗が溜まりやすいので、こまめにおむつを替えて常に清潔に保ちましょう。
汗をかいていれば、濡れたタオルで拭くのがおすすめです。
あせも予防として、汗を流すためにはお風呂が良いのですが、何度もママがお世話するのは大変ですし、肌の乾燥も気になります。
他の方法として、お家にいる時は着替えで対処するのも良い方法です。
あせもになってしまった時の対処
お風呂では石鹸を使ってこすらずに、皮膚を清潔にします。
あせもって夏のイメージがありますが、実は保湿が大切なのだそう。
肌は自分で自分を守る、肌バリア機能という働きを持っています。
肌バリアは乾燥すると弱まるので、お風呂上がりの保湿はしっかりと行いましょう。
私の子供も肌が乾燥肌なので、1年を通して保湿は欠かせません。
保湿を毎日行うことが乾燥による肌荒れだけでなく、あせもや水いぼなどあらゆる肌トラブルを予防するケアに、繋がるのだと実感しています。
あせもで病院に行って良いの?
もし肌を清潔にしたり、保湿をしてもあせもが治らない時は病院に行っても良いか迷う時があります。
でも放置して掻き壊すとそこから細菌感染し、とびひになる可能性もあります。
あせもには3つの種類があります。
・水晶様汗疹
・紅色汗疹
・深在性汗疹
一般的なあせもはほとんどが紅色汗疹です。
ただし新生児は、水晶様汗疹と呼ばれるあせももできるのだそうです。
ママが見た目だけで判断できないこともあります。
病院に行く判断として
・機嫌が悪い
・かゆみで眠れない
・描き壊して血や傷ができた
などの症状があれば受診することをお勧めします。
病院は小児科でも診てもらえますが、皮膚科も対応してもらえますよ。
毎日の積み重ねが大切です
あせもができやすい部分を知ることで、予防策を練ることができます。
できてしまったあせもは患部を清潔にし、汗をこまめに拭いて溜めないことが大切なポイント。
おむつ替えをこまめにしたり、お風呂上がりの保湿が重要です。
どれもママが毎日細かくケアしないといけません。
大変ですが慣れればできるので、赤ちゃんの肌をしっかり守ってくださいね。