最近はオーガニック志向や無添加志向など「安全」を重視される方が増えてきています。
そのため、野菜などでもオーガニックのものが売れていたり、
無添加の食品なども多数販売されたりしています。
その傾向はもちろん食品に限らず化粧品にも反映されています。
仮に自分自身はあまり食品や化粧品に関してそれほど関心がなくても、大切な我が子のこととなると話は別という方も多いのではないでしょうか?
我が子のためにできるかぎり安全なベビースキンケアを選びたいママのためにママが安心して我が子に使うことができるベビーソープを選ぶ際の見るべきポイントをご紹介します。
何が本当の安全なのか?
安全といっても簡単に判断できるものではありません。
前提としてママご自身の安全基準というのが人それぞれ異なり、ママの安全基準に従って商品選びをされるため、コレは安全です!と全ての方に当てはまるものはないわけです。
ですが、そんなことばかり言っていても安全なベビーソープ選びにつながらないので、
ベビーソープの役割などから安全性の高いベビーソープの探し方をお伝えしたいと思います。
ベビーソープの役割は何か?
「赤ちゃんの全身を洗うこと」
です。
どうして赤ちゃんの全身を洗う必要があるのかというと、乳児湿疹などの肌トラブルの原因の一つに「お肌の汚れ」があるからです。
話しを戻して、「赤ちゃんの全身を洗うこと」であればどんなベビーソープにだってできるはずです。
赤ちゃんの全身を洗ってキレイにしてくれるベビーソープですが、
デメリットが二つあります。
①お肌を乾燥から守る皮脂を洗い流すので乾燥しやすい
②ベビーソープに含まれる成分がお肌を刺激する
ベビーソープ選びで違いが表れるのはこの2つのデメリットがあるからです。
ベビーソープにおける赤ちゃんにとっての安全というのは基本的に「お肌への負担がない」こととなると思います。
そのため、できるかぎり赤ちゃんのお肌にやさしい成分で作られているベビーソープを選ぶことが安全なベビーソープ選びとなります。
ただ、お肌にやさしい成分で作られていたとしてもお肌の乾燥を招きやすいのであれば、安全とは直接関係ありませんが、乳児湿疹のような肌トラブルにつながりやすくなります。
安全と肌トラブル予防を考えたベビーソープ選びが赤ちゃんのお肌のことを考えたベビーソープ選びとなります。
「安全」重視のベビーソープ選びで見るべきポイント
ベビーソープ選びにおける安全はお肌にやさしい成分で作られていることなので、お肌へのやさしさをチェックすることが大切です。
ですが、20~40種類の成分が組み合わされて作られているベビーソープの全ての成分がやさしい成分かどうかをどうやって確認すれば良いでしょうか?
専門家や化粧品製造関係者でない限りまず全ての成分のチェックは難しいでしょう。
それではどうすれば良いかというと「消去法」を使うことです。
どういうことかというと、
お肌への刺激の強い成分の代表的な成分を覚えておき、それらの成分が無添加(入っていない)ものを選ぶことです。
お肌への刺激の強い成分というと
・合成香料⇒全成分に香料と記載されていてアロマオイルなどでない場合
・合成着色料⇒赤色○号や黄色○号といった成分
・メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、安息香酸Na等(防腐剤)
・EDTA-2Na等(キレート剤)
・ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルサルコシンNa等(界面活性剤)
・エタノール(アルコール)
・セタノール(保湿剤)
といった成分です。
メチルパラベンやラウリル硫酸Na、安息香酸Na、EDTA-2Na等の成分は「旧表示指定成分(102種類)」に含まれます。
102種類全てを覚えることは難しいですが一つでも多く知っておいた方がより安全なベビーソープ選びにつながります。
こういったお肌への刺激となりえる成分は「無添加」の対象となりやすい成分ですので、ベビーソープ選びの際には全成分チェックと無添加の対象成分チェックをしておくと良いでしょう。