乾燥性敏感肌の方向けのスキンケアブランドはいくつかありますが、最近注目を浴びているのは乾燥肌や敏感肌の大人の洗顔として赤ちゃんボディソープ、つまりベビーソープを使うというケア方法です。
どうしてベビーソープが大人に注目を浴びているのか、その理由をズバリお教えしたいと思います。
理由その①ベビースキンケアの盛り上がり
ベビースキンケアに限らず、赤ちゃんグッズ業界が全体的に盛り上がっています。
年間の出産数は年々減ってきて、ついに年間100万人を切ってしまったというニュースもありますが、なぜかベビー業界は今賑わっています。
特にベビースキンケアというのはここ5年の間にかなり成長してきた業界です。
もちろん、もっと前からベビーソープなどを販売している大手メーカーはありましたが、そういった企業は主に店舗での販売がメインでした。
ですが、ネット通販専門のベビースキンケアブランドなどが出てきたことにより、ベビーソープやベビーローションなどベビースキンケア選びの重要性が認知されてきたり、赤ちゃんと大人のお肌の違いが知られてきたりというのも賑わってきた理由の一つだと思います。
大手メーカーはネット通販には出遅れている感があるため、ネット上での情報提供に力を注げておらず、「疑問はとりあえずググる」という今の時代の人々にアプローチできていなかったということでしょう。
理由その②赤ちゃんのお肌の特徴が乾燥性敏感肌と似ている
赤ちゃんのお肌の特徴として、
◯皮膚が薄く刺激に対して敏感でデリケート
◯お肌の水分量が少なく、皮脂分泌も不安定で乾燥しやすい
がありますが、つまり、敏感肌であり、乾燥肌であると言い換えられます。
大人でも乾燥肌や敏感肌で悩む人は大勢いますが、赤ちゃんのお肌と比較しているとよく似ていると言わざるを得ません。
ちょっと前までは赤ちゃんにスキンケアが必要なんて今ほど知られていませんでしたが、赤ちゃんにもスキンケアが必要で、選び方は大人と一緒じゃダメなんだよ!という情報がネット上でも増えてきたことによってベビースキンケアを意識した親が増えてきたのでしょう。
そして、人はカテゴリ分けをされると疑うことなく受け入れるという傾向があります。
洗顔をボディソープに使おうという人はあまりいませんし、ボディソープで洗顔するのも抵抗がある人は多いと思います。
それは、潜在的にボディソープは体を洗うもの、洗顔は顔を洗うもの、シャンプーは頭を洗うものという意識が刷り込まれているからです。
でも実際は皮膚は全身つながっていますので、体には良くて顔には悪いなんてことはないのです。
確かに皮膚は部位によって分厚かったり、薄かったりはしますが、ベースは同じです。
シャンプーなら髪のことも考えた成分になっていたり、多少の差はありますが、どれも皮膚である以上、使えない部位なんてものはありません。
つまり、ベビーソープが大人用のボディソープと全く違うことなんてことはありません。
なんとなく、ベビーが付いているから赤ちゃん専用であると思い込んでいるだけです。
ですが、最近はベビーソープは敏感肌や乾燥肌の特徴がある赤ちゃんのお肌のことを考えて作られているということも知られてきて、それなら敏感肌や乾燥肌の大人が使っても不思議ではないし、むしろ大人のトラブル肌のケアに最適なんじゃないの?という流れになってきたわけです。
どんなベビーソープでも大人の乾燥性敏感肌に合うわけではない
確かに赤ちゃんのボディソープであるベビーソープは大人の洗顔やボディソープよりも低刺激だったり潤いを守って洗えるようになっている傾向がありますが、全てではありません。
ベビーソープの中にも刺激の強い成分が使われているものもあったりしますので、適当に選んで低刺激なベビーソープを選べるほど甘くありません。
ではどうやって乾燥性敏感肌にも使えるベビーソープを選べば良いでしょうか?
それは、当然成分チェックです。
ですが、成分を見て低刺激かどうかを見分けるのは誰でもできる簡単なことではありません。
全ての成分を知らないといけないわけではありませんが、最低限の成分知識は必要となります。
成分知識なんてないから無理かー…。
と諦める必要はありません。
成分を解析した上で低刺激でお肌をしっとりと洗い上げることができるおすすめのベビーソープがあります。
値段は他のベビーソープより高いですが、実際に使用した人から人気のベビーソープがドルチボーレベビーソープです。
旧表示指定成分などのお肌の負担となる成分が無添加で泡タイプのベビーソープなので、特にお肌がデリケートで洗顔選びに困っている大人の方におすすめです。
もちろんボディソープとしても使えますが、泡タイプはタオル使用に向いていませんので、体を洗う際には手にとってそのまま洗うようにすると良いでしょう。