人への思いやりや、物の貸し借りをまだ行えない子供同士が、幼稚園や保育園でケンカになることもあります。
こんなときに両親の対応って難しいですよね。
子供を怒るべきなのかどうなのか、各家庭によって違いますが皆はどうしているのでしょうか。
園でのトラブルがママ友関係をこじらせる?
ママ関係は子どもが絡むので、子育てに対する価値観の違いなどから普通の友達のような関係を築くことが難しいです。
学生時代とは違い、年齢も違えば経済的な違いもあります。
ママ達のトラブルの種になるトップ5ってご存知でしたか?
・育児に対する考え方の違い 32%
・教育に対する考え方の違い 21%
・子ども同士のいじめ 12%
・悪口を言われた 9%
・収入の違い 9%
参照元:https://itmama.jp/2015/04/16/84539/
上2つは自分が考えを押し付けなければ、問題にはならないでしょう。
ですが子供同士のいじめや、悪口やかげ口となると被害者側の親の対応も難しいですね。
些細な喧嘩は見守ろう
幼稚園や保育園には色々な子供がいますから、ケンカは起きるのが当たり前くらいに思っておきましょう。
子供にとって成長のチャンスだから
ケンカをすることで、相手が自分と違う考えを持っていることを知ったり、自我の成長にはケンカも必要です。
人とぶつからなければ、相手への思いやりだって学べませんよね。
必要だと思えば、ママも前向きに考えられるでしょう。
お互い様だから
ある時は自分の子供が被害者になったとしても、次に加害者になるかもしれません。
集団行動していれば、子供のケンカはお互い様です。
学びの途中なのだから、相手の子供も自分の子と同じように間違ったことを、愛を持って教えてあげられるママでいたいものです。
解決しないなら先生に事実確認をしてもらおう
子供の話を聞いて、もし子供が被害者だと感じても少し待ってください。
嘘をついているわけではないでしょうが、子供は自分が印象に強く残った話だけをすることもあります。
私も子供の話は、いつも話半分の気持ちで聞いています。
まず話がこじれそうな場合は、事実確認を行いましょう。
先生は何かあっても子供同士で解決した場合や必要のない場合、わざわざ個人名を出すことはありません。
トラブルを避けるためお友達と、という言い方をする場合があるので、親もそれを理解しましょう。
そして今は昔と違い、連絡網などはない園もあります。
何かあった場合は先生を通して、相手方の親に連絡して良いかの許可を得て、相手が承諾すれば連絡をしあうというのが基本です。
先生に確認すると、迅速に対応してもらえるでしょう。
解決策を子供に教えてみよう
子供がまだ年少くらいなら難しいかもしれませんが、来年小学生ともなると自分の力で解決することも必要です。
ケンカをすることを怒るのでは、子供の学びにつながりません。
・嫌なことを言われたら「言わないで」と言ってみよう
・わざとじゃなくても謝ろう
・謝ったらまた一緒に遊ぼうと言おう
よく人の嫌がることをしたら謝るということは教えても、された時のことを教えていない場合が多いようです。
もし嫌なことをされたら、嫌だからやめてを言えるように教えておきましょう。
自分の意思を相手に伝える勉強にもなりますよ。
子供の気持ちに共感することが大事です
子供が被害者でも加害者でも、ケンカに至った理由が必ずあります。
寂しかった、嫌だった、悔しかったなど気持ちを共感してあげることがフォローにもなります。
頭ごなしに怒るのは避けて、気持ちに寄り添ってあげると良いでしょう。
案外子供同士は大人と違い、次の日にはケロッと忘れて一緒に遊んでいることもよくあります。
保育園や幼稚園での些細なケンカは見守り、繰り返す場合は先生を頼りましょう。