パックスベビー 全身シャンプー 泡タイプ 口コミ・評判

太陽油脂が手掛ける人気のスキンケアシリーズ「PAX（パックス）」
そんなパックスのベビースキンケアシリーズの一つがパックスベビー 全身シャンプーです。

泡タイプで使いやすいのでパックスベビーには固形タイプのベビーソープもありますが、泡タイプの方が人気ではないでしょうか？

価格でいうと固形タイプよりは若干高くなります。

太陽油脂は石鹸商品で有名なメーカーなのでパックスベビーの洗浄成分は当然ながら石鹸ベースとなります。

早速成分を見ていきましょう。

洗浄成分はカリ石ケン素地となっています。
ちなみにパックスベビーの固形タイプのベビーソープの洗浄成分は石けん素地という明記となっています。

石鹸は通常脂肪酸に水酸化Naもしくは水酸化Kを反応させて作られますが、
水酸化Naを反応させると固形石鹸ができ、水酸化Kを反応させると液体石鹸ができます。

カリ石ケン素地というのは水酸化Kで反応させましたよということです。

脂肪酸は油脂に含まれるわけですが、パックスベビーの場合はマカデミアナッツ油が使われています。

マカデミアナッツ油にはパルミトオレイン酸が豊富なようで、この脂肪酸が赤ちゃんのお肌にも含まれるということから負担をかけないということで使用されているとのことです。

ちなみに石鹸の品質は油脂によって決まりますので、使われる油脂は大事です。

石鹸は通常アルカリ性に近い弱アルカリ性の性質を持ち、生分解性に優れ洗浄力も高いのが特徴です。

グリセリンは保湿剤ですが、石鹸製造工程でも副産物として作られる成分です。

ローズマリーエキスはお肌の状態と整えてくれたり、防腐効果のようなものもあります。

クエン酸はPH調整剤です。キレート作用もあります。

ベビーソープ全体としてはまず配合成分数が非常にシンプルでお肌への負担となる成分が無添加なのが良いですね。

赤ちゃんから大人まであらゆる方が使える内容です。

一方で石鹸の保湿力は油脂の保湿力に左右されるので、それほど保湿力は高くありません。
特にヒアルロン酸などの保湿成分が付加されているわけでもないので、保湿効果は高くはないでしょう。

ですが、洗った後にしっかりベビーローションなどで保湿ケアすれば問題ありません。
シンプルであることこそが石鹸ベビーソープのメリットなので、お肌への負担が気になる方におすすめです。