果物は水分が多くて食べやすいので、赤ちゃんの離乳食に取り入れたい食材です。
味も甘いので、果物が大好きという赤ちゃんも多いのではないでしょうか?
でも果物にもたくさん種類がありますし、食べさせるときのポイントがありそうですよね。
いつから食べて良いのか、注意点を見てみましょう。
目次
赤ちゃんに果物はいつからOK?
赤ちゃんに果物をあげて良いのは、離乳食開始と同時の5か月~6か月頃と言われています。
私の母の時代は3か月頃に果汁を与えてよいとなっていたそうですが、今は食べ物も豊富で栄養失調などのリスクがないため離乳食と同じ頃です。
ただ離乳食は、最初におかゆから徐々に与えますよね。
そのため、大体離乳食開始から1か月は経った頃にあげた記憶があります。
私は子どもに5か月で離乳食スタートさせましたが、今は5か月で始める人は40.7%、6か月は44.9%と6か月が主流です。
参照元:https://haziiku.com/1135.html
果物も6か月を過ぎてからに合わせると良いでしょう。
赤ちゃんにおすすめの果物はどれ?
果物なら何でも与えられる訳ではありません。
赤ちゃんに向いているおすすめの果物を知っておきましょう。
・りんご
・もも
・みかん
・いちご
・メロン
・バナナ
果物はたくさん種類があるので、色々と試すと良いでしょう。
生のままで良いの?加熱したほうが安全?
初めての果物を試すときは、できるだけ加熱した状態であげるのがポイントです。
赤ちゃんはまだ胃腸の働きが大人みたいに丈夫ではありません。
そのため胃腸に負担をかけないようにしたいなら、柔らかく煮てから食べさせるのが良いでしょう。
正しい果物の与えかたがあります
果物は皮や種があるため、最初は赤ちゃんが食べやすい状態にする必要があります。
・りんごや梨・イチゴはすりおろす
・みかんは果汁がおすすめ
・バナナや桃などは小さくつぶしてから
・ぶどうは食べにくいので中期(7・8カ月~)がおすすめ
みかんは薄皮があって食べにくいので、果汁にし実はほぐすか細かく切りましょう。
またぶどうは粒が小さいので、包丁で切りにくいです。
デラウェアですと種もかなり小さいので、歯茎ででもぐもぐできる頃からがおすすめですよ。
果物をあげる時の注意点を知っておこう
果物を赤ちゃんにあげる時には注意点やポイントがあります。
果物アレルギー
果物にもアレルギー20品目に指定された果物があります。
・オレンジ
・キウイ
・バナナ
・りんご
・桃
上記の果物はアレルギー表示が義務付けられている果物なので、注意してあげましょう。
それ以外は起こらないということではないので、離乳食の食材同様にはじめは単品ずつ様子を見ながらあげてくださいね。
赤ちゃんに不向きな果物
果物の中でも実が固い、胃腸に負担がかかる果物もあります。
・柿
・マンゴー
・パパイア
・パイナップル
柿は実が固いので、9か月頃から熟したものを与えましょう。
またマンゴーはうるし科の植物で食べ過ぎると大人でも下痢を起こしたりします。
パイナップルのような酵素が多く刺激が強いものは後回しにしましょう。
花粉症と果物アレルギーの関連
赤ちゃんでも花粉症と診断される場合があります。
果物も同じ植物で、花粉症を起こす植物と関連があると分かってきました。
花粉症の場合は、起こすアレルギーの植物と果物が関連していないかチェックしましょう。
口腔アレルギーは喉がイガイガしたりという症状が出ますが、赤ちゃんは言葉でお知らせができないので注意しましょう。
果物は赤ちゃんのスイーツ替わり!うまく取り入れて
離乳食に飽きた時の味変えや、ビタミンを摂りたい時にもおすすめなのが果物です。
与えすぎには注意し、食事のバランスを考えながら色々な種類の果物を与えてあげてください。
果物なら目の色を変えて喜ぶ赤ちゃんの姿は愛らしいですよ。