おろそかにされがちな「洗う」ということ
スキンケアというと「化粧水」とか「乳液」とか「美容液」とか「パック」とかだと思われがちです。そしてそういった基礎化粧品によるケアに力を注ぐ方がほとんどだと思います。
基礎化粧品は足りないものを補うケアです。
乾燥肌の場合は潤いと保湿が足りないので化粧水と乳液を。
乾燥性脂性肌の場合は皮脂という油分はありますが、お肌自体は乾燥しているので化粧水による保湿を。
疲れが溜まっていたり、加齢によって女性ホルモンの分泌が減少したりなどによってお肌の栄養が不足している場合にはビタミンC誘導体やプラセンタなどが配合された美容液やパックを。
といった具合に不足しがちなものを補うのが基礎化粧品です。
洗うというのはもっと根本的なケアとなります。
お肌は毎日汚れが溜まります。新陳代謝による垢もそうですし、分泌された皮脂が酸化して溜まったり、汗もかきますし、空気中の汚れなども付着します。さらには雑菌も繁殖します。
そういった日々の汚れをキレイに清潔に保つために必要なのが「洗う」ということです。
よりより基礎化粧品を求めるよりも「洗う際の洗浄料」を変えた方がお肌の状態が改善されることだってあります。
顔を洗ったり、体を洗ったりというのは毎日行っている方がほとんどだと思います。
洗顔を1日2回する方も多いのではないでしょうか。
毎日行うものが「洗浄力が強くお肌への負担が大きく、乾燥しやすい洗浄料」なのか「適度に潤いを残しながら汚れを落としてくれる洗浄料」なのかによって全く変わってくると思いませんか?
もちろんすぐには実感できないかもしれません。
でもそれが1ヶ月、3ヶ月、半年、1年というふうに違いが積み重なってくるとお肌にも違いが生じてきます。
「洗う」においての大切なこと
洗うことがいかに大切かということはお分かりいただけたでしょうか?
それでは「洗う」際にどういった洗浄料を使って洗えばいいのかということをお伝えします。
洗うことはお肌を清潔にするのに必要で大切なことですが、お肌への負担となります。
洗浄成分というのは界面活性剤と呼ばれ、水では落ちない皮脂汚れを落とすために配合されています。
配合されている成分次第でお肌への刺激も変わってきますし、洗浄成分の洗浄力や脱脂力の強さでお肌の乾燥とのかかわりも変わってきます。
洗顔でもボディソープでも洗浄料を選ぶ際には「お肌に優しい成分で作られていること(特に洗浄成分)」「保湿力が高いこと」を基準に選ぶことをおすすめします。