なかなか食べてくれないと後片付けもできなくて、普段は優しいママもついイライラしがちです。
子どもに食事を最後まで食べてもらうにはどのような方法があるのでしょうか。
目次
子どもの食事の悩みについて
多くのご家庭では食べてくれないことについて悩みがあるのでしょうか。
■食べるのに時間がかかる
・よくある 37.5%
・ときどきある 33.5%
・あまりない 22.1%
・まったくない 6.8%
参照元:https://berd.benesse.jp/up_images/magazine/booklet_09_6.pdf
食べるのに時間がかかり過ぎることで悩んでいるご家庭が多いです。
せっかく作ったのだからたくさん食べて、嬉しそうな顔が見たいですよね。
それなのにあまり食べたくなさそうだったりすると、一生懸命作ったママは悲しくなってしまうことも。
動いてお腹を空かせる
生活のリズムが付くようになるべく規則正しい生活を心がけましょう。
朝は決まった時間に起こして、朝の光を浴びて自律神経を整えます。
決まった時間に食事をしたり、運動をすることでお腹を空かせましょう。
家でじっとしていると、大人でもなかなかお腹がすきませんよね。
なるべく活発に体を動かしたり、天気の良い日には公園に遊びに行くのも良いですね。
間食をさせ過ぎない
甘いものや人工調味料で味付けされたものは、子どもにとっても美味しく感じます。
どんなに食べたがっても、時間や量は制限して与えすぎないように気をつけましょう。
幼児期まではおやつも食事の内と考えて、フルーツやチーズ、小さいおにぎりなど栄養の摂れるものを選ぶのがお勧めです。
食事をしっかり食べてもらうには、おやつの質や量、時間を調節してみましょう。
気が散るものは片付けておく
おもちゃが散らかっていたり、テレビがついていると食事に集中できません。
ご飯はおもちゃをお片付けしてテレビを消して食べるものと決めておきましょう。
「さぁお片づけをしてご飯にしようね」などと、毎日声がけして一緒に片付けるのが良いですね。
キャラクターを活用する
子どもの関心が食事に向くように、好きなキャラクターを活用しましょう。
・食器やカトラリーを好きなキャラクターにする
・たこさんウインナーや星形のニンジンなど見た目が可愛い感じに調理する
・子どもが好きなメニューも一品は入れる
子どもは見た目が好きだと、あまり得意では無かったものも美味しく感じることがあります。
たくさん出し過ぎない
たくさん食べて欲しいと、つい多めによそってしまいます。
むしろ少なめによそって、お代わりをしてもらうようにしましょう。
お代わりをしたら、手を叩いて「いっぱい食べて偉いね」などと、おおげさに褒めてあげるのも効果的です。
食べ始めてから30分経っても食べ終わらない場合は、残っていても片付けるように習慣付けましょう。
30分経たなくても遊び食べを始めたら、もう食べたくないサインだと思ってごちそうさまにしましょう。
ご褒美を用意する
全部食べたらご褒美がもらえるようにしておきましょう。
好きな果物や甘さ控えめなママの手作りスイーツ、シール帳にご褒美シールを貼るのも効果的です。
毎回甘いものを与えることは、虫歯の原因になるのであまりお勧めできません。
キシリトールでできた幼児用のタブレットは、砂糖不使用なら虫歯にならないのでご褒美に最適です。
食べやすい大きさにする
しっかり食べてもらうには、カットする大きさにも工夫が必要です。
小さい子どもは大きくカットしたものは食べにくいですが、かといって細かすぎるみじん切りでも難しい場合もあります。
少し大きく切ったり小さく切ったりして食べている様子を見て、一番食べやすい大きさを見つけてあげましょう。
一緒に調理する食育を取り入れる
かき混ぜたりボールに事前に計量した調味料を入れてもらったり、お手伝いをしてもらいましょう。
忙しいママにとっては、手伝ってもらった方が大変ですが、子どもは自分が作ったと思うと食べることに意欲的になります。
ママはもちろん、パパや家族にも「〇〇くんが作ったんだよ」と伝えて「すごいなぁ」と褒めてもらいましょう。
「美味しい」と言ってもらうことで、また作りたいと感じたり食べることにも興味が湧きます。
食育というと大げさかもしれませんが、どのように作られているかを知ることも大切です。
食材に興味を持つためには、自分たちで魚を釣ったり、畑で野菜を収穫するのもお勧めです。