妊娠が発覚したらすでに3ヶ月だった!ということも多いように、妊娠を実感するような体の変化が色々と表れやすい時期が妊娠3ヶ月頃です。
まだお腹が大きいという時期ではありませんし、お腹の中で赤ちゃんが動くといったこともありませんが、しっかりと成長していく時期であり、母子ともに安静かつしっかりと栄養を摂る必要がある時期でもあります。
そんな妊娠3ヶ月頃の妊婦さんの特徴や注意点、やっておきたいことをご紹介します。
妊娠3ヶ月の妊婦の特徴
妊娠初期に分類される3ヶ月の頃というのは、多くの妊婦さんがつわりのピークを迎えます。
子宮も大きくなり始めることから便秘気味になったり、お腹が少しだけふっくらしたような感じに見られるようになります。
中には足の付け根に痛みを感じるようになる人もいるでしょう。
個人差があることなので一概には言えませんが、今までつわりくらいしか体の変化を感じなかったという人でも様々な変化を迎えるため妊娠したことをより実感できるようになってきます。
子宮が大きくなり始めることから頻尿気味になったり、感染症を防ぐためにおりものが増えるようにもなります。
様々な悩みが増えてくるので同時にストレスも感じやすくなります。
体だけではなく心においても大きな変化を迎えるので気を付けなければならないことが多々出てきます。
まだまだお腹の中の赤ちゃんが安定した状態ではないので、流産などのリスクも高い状態です。安定期を迎える手前だからと言って油断してはならない大切な時期です。
妊娠3ヶ月頃に気を付けたいポイント
妊娠3ヶ月というのは様々な変化を実感するようになる時期ですが、多くの人が辛さを感じるのがつわりです。
今まではなんとなく気分が悪かった程度だったものがこの時期にはピークを迎えるので、食べても食べていなくても気持ち悪く、中には水分さえもとることができないという人もいます。
それではお腹の中の赤ちゃんだけではなく母体の健康を害してしまう恐れがあるので、体重などは気にせずに食べられるときに食べられるものを食べるということが大切です。
たとえ食べられなくても水分だけはしっかりとるように気を付けましょう。
そして食事以外の注意点としては眠気があります。
ホルモンバランスの変化によって強い眠気を感じるようにもなるので、仕事中や私生活においても不自由を感じることがあります。
特に気を付けなければならないのが車の運転です。
注意力が散漫してしまうことで事故を起こしてしまう恐れがあるので長時間の運転は避けたり、こまめに休憩をとるなどを心がけましょう。
やっておくと良いこと!おすすめ
つわりのピークを迎える時期なので何もする気が起きないという人もいるでしょう。
いつ何が食べられるか分からないので、体調がいい時には適当に作り置きおかずを作っておくと良いでしょう。
食べられるときにすぐに食べられますし、食べられなくても旦那さんの夕食になったりもして家事の手間がはぶけます。
安定期に入れば体調も良くなってくる人が多いので、この時期はあまり無理をせずに体を休めることをおすすめします。
中にはつわりがひどくて仕事も休みがちになってしまう人も多いので、休んでいる間にこれからのスケジュールを大まかに考えておくと良いでしょう。
赤ちゃんを寝かせるスペースはどこにするのか、マタニティ用品やベビー用品にはどんなものがあるのか、また産後の仕事はどうするのかなどのスケジュールを考えておくと予定も立てられて精神的に安心することもできます。
妊娠・出産における様々な制度について調べておくというのもおすすめです。