イイ香りに包まれたい赤ちゃんとママのためのベビーソープ!
総合評価 | 70/100点中 |
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肌への優しさ | ★★★ |
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保湿力 | ★★★ |
適度な洗浄力 | ★★★★ |
香り | ★★★★★ |
価格 | ★★★★★ |
★5段階で評価
ドラッグストアでもスーパーでもどこでも買うことができる有名ブランドがピジョンです。
子育てをしていてピジョンを全く知らずに過ごすという方が難しいくらい誰もが知っています。
なぜなら、たまごクラブ・ひよこクラブの赤ちゃんグッズ大賞2015でベビーソープ泡タイプ部門で1位を獲得、赤すぐの育児ブランドのベビースキンケア洗浄部門で1位を獲得するほどの認知度だからです。
ベビースキンケアアイテムだけでも、洗浄・保湿・紫外線対策アイテムが豊富に用意されています。ピジョンオーガニックというワンランク上のオーガニックスキンケアラインも用意されていたりします。
そんな人気ブランドピジョンから発売されている全身泡ソープ ベビーフラワーの香りについてブランドサイトと成分から徹底的に解析していきます。ママ達の口コミ情報も掲載していますので参考にしてください。
目次
ピジョンとは?
ピジョンは株式会社ピジョンのブランドで、会社名がそのままブランド名となっています。
なんと60周年を迎えるということでかなり老舗のベビー用品ブランドということになります。
ベビースキンケア商品以外にも、葉酸やカルシウムなどの妊婦さん向けサプリメントや乳酸菌補給や母乳サポートサプリ、妊婦さんや母乳育児中のままのためのカフェインレス飲料、プレママア&ママ用の保湿ボディクリームやマッサージクリーム、マタニティインナー、母乳パッドや搾乳器、乳頭保護器、哺乳瓶、ベビー飲料やベビーフード、離乳食、ベビー用爪切り、おしりふき、トイレトレーニングパッド、赤ちゃん用の体温計や鼻吸器、乳歯ブラシ、ベビー歯磨きジェル、湿度計、ベビーシューズ、ベビーカー、チャイルドシート、おしゃぶり、ベビートイといった育児に関係する様々なアイテムが用意されています。
ピジョン 全身泡ソープにはベビーフラワーの香りの他に無香料タイプと無香料のしっとりタイプがあります。
また全身泡ソープとは別に泡シャンプーが無香料タイプとベビーフラワーの香りがあり、固形のベビーソープと固形のベビー石鹸も用意されています。
全部で7種類のベビー用洗浄化粧品があります。
さらにいうと、1歳半以降の子供のためのコンディショニング泡シャンプーがふんわりシャボンの香りとやさしいフローラルの香りがあります。
1歳半頃からよく動き回り汗もたっぷりかくので臭いが気になりだす年頃ですし、さらに髪の質感にも気を遣いだす年齢でもあるので、コンディショニング効果と香りのあるシャンプーを用意したということでしょう。
ピジョンベビーソープ ベビーフラワーの香りの特徴
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りはほんのりと優しい香りが人気のピジョンのベビーソープです。
無香料タイプが最もスタンダードの泡タイプベビーソープとなりますが、赤ちゃんは汗かきで、汗の臭いが気になる時もあります。
そういった時に無香料タイプでは臭いをカバーできなかったりするので、ベビーフラワーの香りが人気となります。
ピジョンのベビースキンケアの特徴は「胎脂(たいし)」をイメージしたスキンケアという点です。
ママ&キッズのベビースキンケアもママの胎内環境をお手本としているので、ピジョンとよく似ています。
ピジョンの胎脂をイメージした成分としては、「ピジョンベビーリピッド」というものがあります。もちろん成分名ではなく、ピジョン独自の成分グループ名という感じです。
ピジョンベビーリピッドを構成している成分はというと、イソステアリン酸コレステリルとセラミド2です。
成分については後の成分解析で説明します。
他にピジョンベビースキンケアのこだわりとしては、バリア機能が未熟な赤ちゃんのお肌のために刺激となるようなパラベンは不使用で着色料も無添加となっていることが挙げられます。
3種類の全身泡ソープのいずれにもこのピジョンのこだわりがベースとしてあります。
ピジョンベビーソープ ベビーフラワーの香りの成分解析
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りはここ3~4年の間に大きく成分変更があったようです。
新旧成分はページ下部に載せていますので確認して頂いたらわかりますが、
大きく変わりすぎていますので、変更点をあげるとキリがないのでやめておきます。
どう変わったかだけ簡単に言っておきますと、新成分になって赤ちゃんのお肌へのやさしさが強化されました。
旧成分には水の次に人によっては合わないこともあるBGが多く配合されていて、防腐剤にはメチルパラベンやプロピルパラベンが配合されていました。そういった成分が新成分になって見直され改良されたようです。
ここでは新成分について見ていきます。
水の次に配合されているグリセリンは保湿剤です。
ちなみにグリセリンはアルコール類に属しますが、エタノールのようなアルコールとは異なります。化粧品のアルコールフリーはエタノールフリーのことを表すので、グリセリンが入っていてアルコールフリーになっているのは間違いではありません。
ピジョンをはじめ大手メーカーの手掛けるベビーソープの多くは水の次に洗浄成分ではなくグリセリンが配合されていることが多いです。
ベビーソープの善し悪しを決める一番の要素といえば、洗浄成分です。
配合されている洗浄成分はベタイン系の低刺激でマイルドなラウラミドプロピルベタインや、安全性が高く、洗浄剤や乳化剤として使われるPEG-20ソルビタンココエート、さらにアミノ酸系に近い性質のタウリン系のココイルメチルタウリンNa、アミノ酸系の低刺激なラウロイルメチルアラニンTEAといった洗浄成分が配合されています。
これらの洗浄成分は赤ちゃんのお肌に優しく、皮脂を奪い過ぎず洗うことができます。
次に、保湿成分を見ていきます。
保湿成分には赤ちゃんのお肌を乾燥から守るために保湿力の高い疑似セラミドと呼ばれるイソステアリン酸コレステリルやお肌の細胞間脂質を代表する保湿成分でもあるセラミドが配合されています。
疑似セラミドというのはセラミドに似て非なる成分です。一方セラミド2というのは成分名にセラミドというワードが入っています。セラミド2は今はセラミドNPに名称が変わりましたが、ヒト型セラミドと呼ばれるセラミドです。
ヒト型セラミドというのはバイオセラミドとも呼ばれますが、人の皮膚の中に存在しているセラミドと同じ構造をもつセラミドのことです。
セラミドにはたくさん種類があります。
疑似セラミドやヒト型セラミドの他にも馬などから抽出される天然セラミドや米などから抽出される植物セラミドがあります。
ヒト型セラミドにも種類があり、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、etc.などありますが、特にセラミド2はお肌においても重要なセラミドとなっています。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症作用などがある成分です。
PPG-4セテス-20は乳化剤。
DPGは保湿剤です。旧表示指定成分であるPGが2つくっついた構造をしていて、PGの使用を避けるために使われたりする成分です。DPGは旧表示指定成分ではありません。
DPGはジプロピレングリコールと言い、ジというのはギリシャ語で2を表します。
1がモノ、2がジ、3がトリといった感じです。
ラウロイルアルギニンはしっとり感を出すエモリエント剤です。
ラウリン酸は脂肪酸ですが、洗浄剤や香料として使われます。
クエン酸、クエン酸NaはpH調整剤です。これのおかげで弱酸性ベビーソープになっているわけです。
フェノキシエタノールは防腐剤です。ピジョンはパラベンフリーにこだわっており、パラベンを避ける化粧品にフェノキシエタノールはよく使われます。
エチルヘキシルグリセリンは抗菌作用のあるコンディショニング剤です。
エチドロン酸はキレート剤です。キレート剤というのはベビーソープ自体が変質するのを防ぐ成分です。いわゆる品質保持成分です。
最後に香料が配合されています。これがベビーフラワーの香りというわけです。
香料が配合されていますので、入浴後もやさしい香りが翌朝まで続きます。
ベビーソープ全体としては赤ちゃんのお肌をやさしく洗いながら必要なうるおいを保ってくれる弱酸性泡タイプベビーソープとなっています。
ベビーフラワーの香りは合成香料によるものです。
お肌への刺激だけを考えた場合香料が入っていない方が好ましいですが、香りは絶対に必要という方もいらっしゃいますし、香りにはリラックス効果もあります。
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りはこんな方におすすめ
香り付きのベビーソープなので、赤ちゃんとの入浴タイムを癒しの時間にしたいと考えるママにおすすめです。
他にも夏場など赤ちゃんの汗の臭いが気になる場合の臭い予防にもおすすめできます。
新生児だけでなくお肌が弱い大人の方の洗顔やボディソープとしても使えます。
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りのちょっと気になる点は?
それほど赤ちゃんのお肌に対して刺激が強い成分は配合されていませんが、負担となりえる成分として気になる成分を挙げると、DPG、エチドロン酸、香料が挙げられます。
赤ちゃんによってはお肌への負担となり、肌トラブルにつながる場合があります。
赤ちゃんのお肌への負担が気になるのであれば、無香料タイプを使う方が良いでしょう。
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りは安全?
パラベンなどの旧表示指定成分は使われていませんので、安全性は比較的高いベビーソープと言えます。
ただし、上記であげたような少々気になる成分も入っているといえば入っていますので、ママの安全基準で選んであげると良いでしょう。
赤ちゃんのお肌の丈夫さもかなり個人差がありますので、使っていて何も問題がないようでしたら、その赤ちゃんには合っていると考えられます。
ピジョンベビーソープが人気の理由を考察
ピジョンのベビーソープが人気の理由は4つ考えらえます。
一つはどこにでも売っていて買うのに困らない点です。
いつでもどこでもというのは忙しいママにとっては有り難いことです。
二つ目は、お手頃価格な点です。
ピジョンブランドはちょっと高めのピジョンオーガニックを除けば低価格な部類に入ります。
毎日使い、使い続けるものだからこそ低価格であることは経済的に助かります。
三つ目は、信頼のおけるブランド力です。
どこでも置いてあり、多くのママ達が使っている安心感もありますし、60年も続いているブランドなので信頼感もあります。
最後四つ目は、多くの育児雑誌などで紹介されていることです。
ママなら一度は目を通すであろうたまごクラブやひよこクラブなどでも度々見かけるので安心感があります。
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの価格や販売店は?
ピジョンのベビーソープがいくらくらいの価格でどこで販売されているか調べました。
まず種類としては、ポンプ式のボトルと詰替え用、そして詰替え用2回分の3種類が販売されています。
価格についてはオープン価格となっているため、定価はないようです。
500mlボトルは約800円前後
400ml詰めかえ用は約500~600円
2回分(800ml)は1,100円前後
となっています。
実店舗でもインターネット通販でもどちらでも販売されていて、
赤ちゃん本舗や西松屋、トイザらス・ベビーザらス、ドンキホーテ、イオン、スーパー、ドラッグストア、薬局など基本的に身近にあるお店ではどこでも売られています。
インターネット通販では
楽天市場やamazon、Yahoo!ショッピングなどの大手モールにてケンコーコムや爽快ドラッグ、楽天24をはじめ、様々な店舗が販売しています。
他にもヨドバシカメラやビックカメラ、LOHACOなどでも販売されています。
店舗によって置いていない場合も考えられますので、事前に在庫状況を確認されることをおすすめします。
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りのおすすめポイント
- やわらかなベビーフラワーの香りが人気!
- 赤ちゃんの胎脂に近い保湿成分を使用したお肌に馴染みしっとり肌に!
- 皮脂を取り過ぎず潤いを残して洗い上げてくれます
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りに含まれる全成分
【旧】
水、BG、ココイルアラニンTEA、ラウリルベタイン、ポリグリセリル-4ラウリルエーテル、ラウラミドプロピルベタイン、セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド、グリチルリチン酸2K、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、塩化Na、メチルパラベン、プロピルパラベン、フェノキシエタノール、エチドロン酸、香料
【新】
水、グリセリン、ラウラミドプロピルベタイン、PEG-20ソルビタンココエート、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンTEA、セラミド2、イソステアリン酸コレステリル、グリチルリチン酸2K、PPG-4セテス-20、DPG、ラウロイルアルギニン、ラウリン酸、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、エチルヘキシルグリセリン、エチドロン酸、香料
ピジョン 全身泡ソープ ベビーフラワーの香りのみんなの口コミ
4点/5点中 (2件の口コミ)
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安いけど、子供の肌がシットリしてカサカサがし無いので良いです。
夏は男の子なので、汗の匂いと混ざって臭くなっちゃうので冬しか使わないです。