99%天然由来のオーガニックベビーソープ
総合評価 | 76/100点中 |
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肌への優しさ | ★★★★ |
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保湿力 | ★★★★ |
適度な洗浄力 | ★★★★ |
香り | ★★★ |
価格 | ★★★ |
★5段階で評価
近年でこだわり系ベビースキンケアブランドの中で勢いのあるブランドがアロベビーです。
人気ファッション雑誌や育児雑誌でも掲載されていますし、モデルや芸能人が愛用していたり、蛯原英里監修のアンジュシリーズもコラボプロデュース商品として販売したりと話題に事欠かないベビースキンケアブランドです。
最近の流行といえば、SNSで特に最も広告臭のないインスタが人気ですが、アロベビーの商品もimstagramでよく紹介されています。
そんな何かと評判のアロベビーから発売されているベビーソープについて公式サイトからわかる特徴や成分をみて徹底的に解析していきます。
実際にアロベビーベビーソープを使われた先輩ママたちの口コミも掲載していますので、是非参考にしてみてください。
目次
アロベビーベビーソープの特徴
アロベビーは株式会社YCP Productが手掛けるオーガニックベビーグッズブランドです。
【※追記】
元々の会社名は株式会社YCP Productだったのですが、現在は社名が株式会社N&O Lifeに変更となっています。社長さんが元P&Gご出身ということで似たような社名にされたのでしょうか?
ちょこっと調べてみると代表取締役である西口 征郎さんはYCP Japanパートナーでもあるようで、YCPJapanというのは旧ヤマトキャピタルパートナーズのことのようです。
そもそもアロベビーのALO(アロ)ってどういう意味なんだろうと思いましたが、
ALOには育てるという意味があるようです。
「赤ちゃんを育てる」ベビースキンケアブランドということですね。
アロベビーの製品はアロベビーブランドのプロデューサーであるMayumi氏が自身の妊娠をきっかけに、より安心な国産オーガニックにこだわったものを!という想いから誕生しました。
こだわりとしてはオーガニック由来成分が挙げられます。
ベビーシリーズのラインナップにはオリーブオイルやシアバター、ホホバオイル、ラベンダ―オイルなどをオーガニック原料として使用しています。
また、アロベビー製品はオーガニック認証機関のEcocert(エコサート)のORGANIC COSMETICという認証を得ています。
エコサートって一体何?という方のために簡単に説明しておきます。
エコサートはフランスで1991年に設立されたオーガニック認証機関です。
化粧品でエコサートの認定をもらうには
いくつかの条件があります。
・製品に最低でも5%のオーガニック認証成分が含まれていること。
・植物由来成分の最低でも50%以上がオーガニック認証成分であること。
・動物由来成分は生きた動物からのみであること
・動物実験をしていないこと
・合成着色料や合成香料、シリコーンなどは入っていないこと
などなど、他にも色々ありますが、こういった条件をクリアしないといけないわけです。
5%でオーガニックなの?という疑問は残りますが、国際的なオーガニック認証機関であるエコサートの規定がそうなっているようなのでそうなのでしょう。
最後に、アロベビーブランドから赤ちゃんとママのために10の約束があります。
①配合成分の99%以上が天然由来成分であること
②全て国内で開発・生産する日本製であること
③香料や着色料が無添加であること
④パラベンが無添加であること
⑤アルコール、合成ポリマー、シリコンが無添加であること
⑥鉱物油や石油系界面活性剤が無添加であること
⑦動物実験を行わないこと
⑧キャリーオーバー成分も全成分に表示すること
⑨植物原料の産地やオーガニックの認証などをできる限り明確に示すこと
⑩ママと赤ちゃんの幸せを祈っているということ
この10の約束の内容を見てみるとエコサートの条件ともかぶる内容が多くなっています。
以上がアロベビーさんのブランドとしてのこだわりや特徴のご紹介となります。
アロベビーベビーソープの成分解析
それではベビーソープにおける重要成分である洗浄成分から見ていきたいと思います。
洗浄成分はラウリルグルコシドやラウリルベタイン、そして、ココイルグルタミン酸2Na、ココイルグルタミン酸Naといったグルコシド系やベタイン系、アミノ酸系のものを使用していますので、お肌に必要な皮脂を残しながら優しく洗い上げてくれます。
お肌にはやさしいですが、ラウリルグルコシドやラウリルベタインは洗浄力もかなり控えめなので、洗浄力では物足りなさがあります。
アミノ酸系の洗浄成分も配合されていますが、メインではありませんし、アミノ酸系洗浄成分も洗浄力が強いわけではありませんので、ベビーソープとして洗浄力は低めとなっています。
プロパンジオールは保湿剤です。
保湿剤ですが、良く勘違いされるのがヒアルロン酸などの保湿成分と同じような保湿成分であると思われがちです。
ですが、グリセリンとかプロパンジオールなどはお肌のことを考えたヒアルロン酸などの保湿成分と違って、化粧品自体の湿潤のための保湿剤としての役割が大きい成分です。
化粧品がちょっと空気に触れさせてただけでカピカピに乾燥されたら困りますよね?そうならないための保湿剤です。
タンカン果実水は保水、ラベンダー花水はお肌の状態を整えてくれます。
PCAはお肌にある保湿成分(NMF)の一つです。
NMFは天然保湿因子のことで他にはアミノ酸や乳酸、ミネラル、尿素、ヒアルロン酸などがあります。
ラベンダー油やダマスクバラ花油はお肌の状態を整えたり、お肌の水分と油分のバランスを整えたりしてくれます。
防腐剤には安息香酸Naが使用されています。これは旧表示指定成分です。
乳酸桿菌/ダイコン根発酵液も防腐剤ですが、こちらはお肌への負担などは少ないですが、防腐力は控えめです。
ウンデシレン酸グリセリルは乳化剤です。
成分数はシンプルめで良いのですが、配合されている保湿成分が少なく、保湿力は低めとなっています。
また、オーガニック原料は全17成分中4成分使用しています。
なのでオーガニックベビーソープとはいいましてもそれほどオーガニック原料がたくさん配合されているわけではありません。このこと自体はアロベビーだけのお話しではなく、オーガニックを謳うブランドの多くに当てはまります。
また、天然由来成分が99%以上というのは言葉以上のものがあるわけではありません。
天然由来だからといってお肌に安全かというのは別問題です。
いくら天然でも肌に合う・合わないは出てきますからね。
全体的にはお肌に優しいベビーソープとなっていますが、少し洗浄力や保湿力は弱めかもしれません。
配合成分数が少ないことは赤ちゃんのお肌のことを考えるととても良いことだと思います。
ただ、アロベビーは全体的にオーガニックや天然由来をそのまま安心や安全のイメージにつなげようとしている感がありますが、オーガニックだからとか、天然由来だから安全であるなんてことはありませんので、そこだけは誤解しないようにしましょう。
大切なのは配合されている一つ一つの成分が赤ちゃんのお肌にとって優しい成分であるかどうかです。
アロベビーベビーソープはこんな方におすすめ
オーガニック認証成分は配合されていますし、他のオーガニックブランドと比べオーガニック成分が少ないというわけでもないので、オーガニックのベビーソープを使いたいママにはおすすめできます。
また、配合成分は基本的には赤ちゃんのお肌への刺激が少ない成分となっているので、大人用の洗顔やボディソープを使っていて肌荒れなどの肌トラブルにお悩みの方にはおすすめです。
敏感肌や乾燥肌の方でもおすすめできる内容となっています。
泡タイプベビーソープなので赤ちゃんのお風呂に慣れていない新米ママにとっては使いやすくおすすめです。
アロベビーベビーソープの気になるポイントは?
気になるポイントは成分でいうとズバリ、安息香酸Naです。
赤ちゃん用なのでアレルギーなどの肌トラブルを引き起こす可能性のある旧表示指定成分が使われるのは良いとは言えません。
他にもっと安全性の高い防腐成分もありますので、その点が気になります。
それと、アロベビーが宣伝上手だなと感じる「国産」「オーガニック」「天然由来」という3つのフレーズの印象がかなり強いため、イメージ的に「良さそう」と思い込みがちです。
確かにお肌にはやさしいベビーソープとなっていますが、ベビーソープとして必要な洗浄力や赤ちゃんの入浴後の乾燥肌対策としての保湿力は控えめとなっていることがちょっと気になります。
アロベビーベビーソープの安全性は?
配合されている成分で配合量などに規定がある成分はきちんと守って作られているはずなので、製品としては安全性は高いでしょう。
安心となるとベビーソープを使うママの安全基準が満たされるかどうかなので、難しいです。
アロベビーに配合されている成分のほとんどは赤ちゃんのお肌に低刺激な成分ばかりで気になる成分と言えば安息香酸Naくらいです。その他のお肌への負担となる合成香料や着色料、エタノールなどは無添加となっています。
ママご自身が安息香酸Naを安全とみるかどうかがポイントとなります。
あと、余談ですがアロベビーのベビーソープは配合成分数が少なめのシンプル成分構成となっていますが、これは植物由来などの成分で構成されていることが理由となります。
有名なセラミドなどの保湿成分は溶けにくい性質があり、セラミドを配合するための成分などが必要となったりし、配合成分数をシンプルにしずらくなったりしますが、アロベビーのベビーソープは溶けあいやすい植物エキスや植物オイルで主に構成されているのでシンプル成分が実現できています。
アロベビーベビーソープの人気の秘密を考察
アロベビーというブランドはとてもママ達の間で人気となっています。
人気の理由について考えると、やはり商品としての見せ方がとても上手な点が挙げられます。
オーガニック志向という言葉があるくらい、食べ物などもオーガニックブームが続いています。
そういった消費者側が惹かれるフレーズが詰まったブランドなので人気に火が付きやすいのでしょう。
育児雑誌や芸能人愛用など話題や口コミが拡がる要素もあります。
ひよこクラブ、赤すぐ、Baby-mo、ベビー用品ベストランキングといった育児雑誌、VERYやSAKURAなどの女性ファッション誌のほか、新聞などでも取り上げられています。
スザンヌさんのmamazanneという本や田中マヤさんのマタニティブックなどにも掲載されています。
人気のベビースタイブランドである「マールマール」とのコラボなども相乗効果がありそうですね。
アロベビーベビーソープの価格や販売店は?
アロベビーのベビーソープはポンプ式のボトルの1種類のみで詰替え用などはありません。
価格は250mlで1,950円(税抜)となっています。
気になるアロベビーの売り場ですが、
インターネット通販と実店舗での販売があります。
通販でいうと、
公式通販サイトにて販売されています。定期購入をすれば初回半額、2回目以降も10%oFF&送料無料などの特典が付いてきます。リピートすればするほどお得になるといった感じです。
シンガポールや中国への海外販売も行われています。
楽天市場ではベビークレスコというお店で販売されています。
このベビークレスコというお店はアロベビーのメーカーが運営しています。
アロベビー製品以外にもエプロンやスタイで人気のMARLMARL(マールマール)やベビーシューズブランドのATTIPAS(アティパス)、ベビーカーバッグの3sprouts(スリースプラウツ)、マザーズバッグのTHEA THEA(ティアティア)なども販売されています。
楽天市場でもアロベビーの定期購入は可能です。
amazonではamazon自体がアロベビーの販売をしています。定価販売です。
Yahoo!ショッピングではメーカー直販はなく、他の店舗にて販売されています。
実店舗でいうと、
百貨店では東急百貨店、西武、伊勢丹、京急百貨店
セレクトショップではURBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)、MELROSE claire(メルローズクレール)、ロンハーマン
ベビー用品店では、トイザらスやベビーザらス、赤ちゃん本舗、マーキーズ
バラエティショップではLOFT(ロフト)、東急ハンズ、インキューブ
ショッピングモールではイオン
などで販売されています。
店舗ごとに取扱いや在庫状況が異なるので買いに行く前に電話などで確認されることをおすすめします。
アロベビー ベビーソープのおすすめポイント
- 配合されている成分の99%以上が天然由来成分!
- お肌への優しさを一番に考え作られている
- オーガニック原料を配合しているオーガニック製品
アロベビー ベビーソープに含まれる全成分
水、プロパンジオール、タンカン果実水*、ラベンダー花水*、ラウリルグルコシド、ラウリルベタイン、グリコシルトレハロース、ココイルグルタミン酸2Na、加水分解水添デンプン、カブリル酸グリセリル、ココイルグルタミン酸Na、PCA、乳酸桿菌/ダイコン根発酵液、ウンデシレン酸グリセリル、ラベンダー油*、ダマスクバラ花油*、安息香酸Na(*はオーガニック原料)
アロベビー ベビーソープのみんなの口コミ
4.8点/5点中 (5件の口コミ)
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