子供のかきむしり対策ボディソープ
総合評価 | 81/100点中 |
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肌への優しさ | ★★★★ |
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保湿力 | ★★★★★ |
適度な洗浄力 | ★★★ |
香り | ★★★★ |
価格 | ★★ |
★5段階で評価
しみずの無添加ボディソープは2016年に発売された比較的新しい製品です。
メーカーは株式会社ライブナビという会社で、re:beaute(リボーテ)スキンケアというブランドを展開しています。
しみずの無添加ボディソープは知らなかったのですが、リボーテスキンケアは聞いたことがあったので調べてみたところ、お尻ニキビケアの「ピーチローズ」を手掛けている会社さんでした。
ピーチローズはお尻ニキビ対策ヒップケア用品として知られています。
そんなリボーテブランドから発売されたしみずの無添加ボディソープについてブランド公式サイトや成分などから解析してみましたので、参考にしてみてください。
目次
しみずの無添加ボディソープの特徴
しみずの無添加ボディソープは商品名がボディソープとなっていたので、大人向けのボディソープかと思っていましたが、公式サイトを確認したところ、「子供のかきむしり」に悩むママのために開発されたボディソープのようです。
特徴としては3つあります。
まず、しみずの無添加ボディソープならではの成分「ビオチン」が配合されています。
ビオチンはビタミンB7のことでビタミンHと呼ばれることもあります。
また補酵素の一種でもあるようです。
ビオチンはアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患対策として注目される成分で、医学にも応用されています。
ビオチンはお肌のコラーゲン組織やセラミドの生成を促します。
セラミドは表皮の角質層内に存在する細胞間脂質としても有名で、保水機能に優れた成分でお肌のセラミドが不足すると肌トラブルが起こりやすいとされています。
ビオチンを摂取するためのサプリメントやビオチン配合のシャンプーなどは他でも売られていたりしますが、とはいっても、あまり見かけることのない珍しい成分です。
次の特徴としては「無添加にとことんこだわっている」ということがあります。
商品名に無添加と入っていますので、当然気になりますよね。
当サイトでも何度もお伝えしてきましたが、無添加という言葉を見たら「何が入っていないのか」をしっかりと確認することが大事です。
しみずの無添加ボディソープの場合は合成香料・着色料・アルコール・紫外線吸収剤・パラベン・鉱物油・シリコン・合成ポリマー・動物由来成分の9種類の成分が無添加となっています。
そして、最後の特徴が「洗うのではなく補う」ボディソープであるということです。
ボディソープなので普通に考えれば「洗う」なのにどうして「補う」なのでしょうか?
それについては次の成分解析で詳しく見ていきます。
しみずの無添加ボディソープの成分解析
全成分を見てびっくりし「補う」という表現がなるほどなと納得してしまいました。
ベビーソープやボディソープは通常、水の次に多く配合されているのは洗浄成分です。
ですが、しみずの無添加ボディソープの場合は、水の次にビオチンが配合されています。
かなりの高配合ということです。ビオチンだけでなく、ヒト型セラミドのセラミド6Ⅱやセラミド3も洗浄成分より多く配合されていて、アロマオイルのラベンダーやローマンカモミール(※ローマカミツレ花油のこと)、ジャーマンカモミール(※カミツレ花油のこと)、そして、コンディショニング成分のダイズタンパクなどが洗浄成分より手前に記載されています。
他では見かけない珍しい処方となっています。
ビオチンやセラミドなどはお肌をしっとりと保湿する成分で、それらが洗浄成分より高配合されているということなので、「洗うではなく補う」という表現となるのでしょう。
ボディソープとしてお肌の汚れを洗い流すのに役立つ洗浄成分はどのような成分が使われているかというと、ラウラミドプロピルベタインやコカミドプロピルベタインといったマイルドな洗浄力が特徴のベタイン系洗浄成分や洗浄補助として使われる非イオンのコカミドメチルMEA、さらにはアミノ酸系のラウロイルメチルアラニンNaやアミノ酸系に近いタウリン系のココイルメチルタウリンNaなど低刺激で適度な洗浄力の洗浄成分が使われています。
カプリン酸グリセリルやラウリン酸ポリグリセリル-2はエモリエント作用や乳化作用がある成分で、ラウリン酸ポリグリセリル-10はコンディショニング効果のある乳化剤です。
安息香酸Naは旧表示指定成分の防腐剤です。クエン酸はpH調整剤、BGは防腐効果のある保湿剤、クエン酸Naはキレート作用やpH調整剤として使われます。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaは別名ペリセアで毛髪補修で有名ですが、お肌の水分保持や整肌効果もあります。
アラントインは皮膚保護などに使われる成分ですが、消炎効果や傷ついた細胞の修復作用などがあるので医薬品に使用されることが多く、化粧品の場合は配合成分量に規制が掛かっています。
目などの粘膜に入ると刺激となる場合がある成分です。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症作用などのある成分で多くの化粧品に配合されています。
赤ちゃん用のボディソープとしては成分からわかるとおり、かなり保湿力が高めの液体タイプベビーソープとなります。
洗浄力に関しては控えめかもしれませんが、そもそもお肌の皮脂汚れの取りすぎも良くないですし、皮脂はお湯でも少しは落とせるので洗浄成分が配合されているとまず問題なく落とせることでしょう。
たまにベビーソープの洗浄力テストをして比較されているサイトがあったりしますが、洗浄力が強ければ良いわけではなく、赤ちゃんのお肌に使うものの場合、低刺激さと保湿力が特に重要となります。
しみずの無添加ボディソープはこんな方におすすめ
子供のかきむしり対策として作られたボディソープなだけあり、乾燥によるお肌の痒みなどをケアするのにおすすめです。
ただし、アラントインが配合されているので、目に入りやすい新生児期は体だけに使用するなど目に入らないように気をつけましょう。
アロマオイルが配合されているので癒しの香りを楽しむことができますが、ラベンダーなどは場合によってはお肌に合わない方もいらっしゃいますので、合う合わないの注意は必要です。
しみずの無添加ボディソープのちょっと気になる点は?
気になる成分は1つだけです。
旧表示指定成分である防腐剤の安息香酸Naです。
せっかく無添加ボディソープとして無添加がウリでもあるボディソープですし、子供向けの洗浄系化粧品なので安息香酸Naの配合はもったいないです。
ただ、それ以外の成分は基本的にお肌にやさしく、安全性の高い成分となっていますし、洗浄成分もベタイン系やアミノ酸系などの良質な洗浄成分となっていますので、全体的にみると低刺激なボディソープと言えます。
しみずの無添加ボディソープは安全?
なんでも多すぎると良くありません。
例えば特徴成分であるビオチンも体内で不足しているとセラミド不足や皮膚疾患につながりますが、多すぎても良くなかったりします。
アラントインも同様で、適量であれば、お肌にとって嬉しい効果が期待できますが、多すぎると良くないからこそ配合量に規制があるわけです。
ですが、化粧品として配合可能な規制範囲内の配合量であれば、安全とされている成分ですので、ボディソープとしては安全性は高いと言えるのではないでしょうか?
しみずの無添加ボディソープの価格や販売店は?
しみずの無添加ボディソープはインターネット通販でのみ販売されています。
実店舗での販売は今のところ無いようですし、インターネット通販も大手ショッピングモールのamazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどでの販売がなく、公式通販サイトでのみ買うことができます。
種類は1種類のみで
200mlのボトルで4,480円(税抜)となっています。(使用目安1ヶ月)
200mlで4,480円(税抜)はベビーソープの中でもかなりの高級レベルです。
そこで、お得に購入できるように、定期販売が用意されています。
定期購入は2パターンで、
毎月1本のコースと毎月2本のコースがあります。
毎月1本の定期購入コースの場合、2,980円(税抜)で送料も代引き手数料も無料となります。
毎月2本のコースはもっとお得で、2本で4,480円(税抜)で送料&代引手数料も無料です。つまり1本だけの単品購入に比べ価格が半額で送料も代引き手数料も無料となり、かなりお得になります。
60日間の返品保証も付いているのでまずとにかく試してみるということもできます。
しみずの無添加ボディソープのおすすめポイント
- ビオチンやセラミドが高配合でしっとり保湿
- 9種類の無添加へのこだわり
- 洗浄成分より保湿成分の量が多く洗うではなく補うボディソープ
しみずの無添加ボディソープに含まれる全成分
水、ビオチン、セラミド6Ⅱ、セラミド3、ラベンダー油、ローマカミツレ花油、カミツレ花油、ダイズタンパク、ラウラミドプロピルベタイン、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、カプリン酸グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-2、安息香酸Na、クエン酸、ラウリン酸ポリグリセリル-10、BG、クエン酸Na、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アラントイン、グリチルリチン酸2K
しみずの無添加ボディソープのみんなの口コミ
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