ママ＆キッズ ベビーヘアシャンプー

ベビースキンケアブランドは色々ありますが、なんやかんやで一番人気なブランドと言えば、ママ＆キッズではないでしょうか？

品質にこだわったベビースキンケアのパイオニア的な存在であるママアンドキッズですが、ベビースキンケアに関するラインナップも豊富でシーンに合わせて商品選びができたりします。

ここではママ＆キッズの製品の中からベビー用のヘアシャンプーについて特徴や成分解析をご紹介していきます。

ママ＆キッズ ベビーヘアシャンプーの特徴について

ママアンドキッズというブランドに関してはベビーソープ（ベビー全身シャンプーフレイチェ）の箇所で触れていますので、ここでは省きます。

簡単に言うと、ママの胎内環境をお手本にしたスキンケアを心掛けているということです。

ママ＆キッズのベビーヘアシャンプーの特徴としては、ベタベタしたり、臭いが気になったりする赤ちゃんの頭皮対策としてのシャンプーだということが挙げられます。

いわゆるリンス成分と言われる成分不使用だけれども、赤ちゃんの髪の毛をしっとりと優しく洗い上げてくれる弱酸性のヘアシャンプーだということです。

香料や着色料、パラベン、エタノール、鉱物油、石油系界面活性剤、シリコンが無添加となっています。

以上が主な特徴となります。

ママ＆キッズ ベビーヘアシャンプーの成分解析

では全成分を見ていきます。

ベースというか、ほとんどはベビー全身シャンプーフレイチェと同じような成分構成となっています。

水の次は保湿剤のグリセリンが使われています。

BGは防腐効果のある保湿剤です。

メインの洗浄成分は低刺激で潤いを守って洗えるアミノ酸系のココイルグルタミン酸TEAが使われています。

ラウロイルアスパラギン酸Naもアミノ酸系洗浄成分なのですが、洗浄力と低刺激具合のバランスが取れた目や粘膜にもやさしい洗浄成分です。

ココアンホ酢酸Naはマイルドで低刺激なベタイン系の洗浄成分です。ベタイン系の洗浄成分は主に分かりやすく成分名にベタインと入っているのですが、ココアンホ酢酸Naの場合は一般名が2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインで、ベタインが入っています。

上記3つの洗浄成分はいずれも低刺激で頭皮の潤いを守って洗い上げることができる成分となっています。

ペンチレングリコールは抗菌効果のある保湿剤です。

グルコシルトレハロースは保水とお肌の保護に役立つ成分です。

加水分解水添デンプンも保水効果のある保湿成分です。

キシリトールといえば、ガムや歯磨き粉を連想しますが、糖類の一種で糖の主な効果は保水効果のある保湿成分です。

トレハロースも糖の一種で保水効果とお肌のコンディショニング効果があります。

ベタインはアミノ酸の一種で保水・保湿効果があります。

ソルビトールは糖の一種で保水・保湿効果があります。

PCA-Naは天然保湿因子の一種で保水効果があります。

イソステアリン酸コレステリルは疑似セラミドと呼ばれ保湿効果があります。

コレステロールは乳化安定剤として使われ、お肌のコンディショニング効果もあります。

オリーブ油は人の肌に馴染みやすい植物由来の保湿オイルです。

セラミド2はヒト型セラミドの一種で特にセラミド2は最も重要なセラミドとも言われています。

水添レシチンは乳化剤やコンディショニング剤として使われます。

セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、リシン、トレオニン、プロリンは全てアミノ酸です。

アミノ酸は天然保湿因子でもあります。

ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムはヒアルロン酸を水で落としにく改良した成分で洗い流す系の化粧品であるベビーシャンプーにおいても保湿効果を持続させるのに役立ちます。

ポリクオタニウム-51はリピジュアとも呼ばれヒアルロン酸以上の保湿力があるとされる成分です。

ポリグリセリル-4ラウリルエーテルはエモリエント効果のある乳化剤です。

ポリクオタニウム-10は髪のコンディショニング剤できしみなどを抑えてくれます。

フェノキシエタノールは防腐剤です。

赤ちゃんのお肌への優しさがちゃんと考慮されており、適度な洗浄力と高い保湿効果を両立したベビーシャンプーと言え、この価格帯のベビーシャンプーの中では文句のつけようのない内容となっています。

ベビー全身シャンプーフレイチェと成分がほとんど同じですが、ヘアーシャンプーなので髪のケアを考慮してポリクオタニウム-10のような洗い上がりの髪の質感を高める成分が使われています。