資生堂 ベビーホネケーキ（フォアベビー） 口コミ・評判

資生堂が手掛けるホネケーキシリーズは見た目がオシャレで人気の固形石鹸のシリーズです。

最近は製造数が減っているようですが、かなり歴史の長いシリーズで、エメラルドのような石鹸やルビーレッドなど宝石に見立てた外見で人気に火が付いたようです。

そんなホネケーキシリーズの中でもベビー用があり、それがベビーホネケーキ（フォアベビー）です。

ここではベビーホネケーキの公式サイトに記載の特徴や成分から解析してみましたので、ご参考にしてみてください。

ホネケーキとは？

ホネケーキという名前がとても不思議なので語源を調べてみました。

ホネケーキシリーズは資生堂が販売しているのですが、作っているのは大阪の茨木市にある資生堂ホネケーキ工業という関連会社です。

なんと1958年からホネケーキシリーズは販売されているようです。
60年近くの歴史があるロングセラーシリーズのようです。

どうしてホネケーキというのかというと、「Honey（はちみつ）」と「cake（ケーキや洋菓子）」から造られた造語のようです。

実際ホネケーキは石鹸なのですが、見た目が宝石のように見えるということで話題となっています。そして実際にホネケーキにはハチミツが成分として配合されています。

資生堂 ベビーホネケーキ（フォアベビー）の特徴

ベビーホネケーキはホネケーキシリーズが発売された当初はなかったようで、発売日は1981年となっています。

ベビーホネケーキ（フォアベビー）は赤ちゃんのデリケートなお肌をやさしくキレイにするために作られた赤ちゃん用透明石鹸です。

一応資生堂のサイト上では洗顔料となっていましたが、洗顔でもボディソープでもそれほど違いはないので、ベビーソープとして使える石鹸です。

使用方法にも頭髪や首・腕・足などに関しての記述があるので、全身用なのでしょう。

公式サイトでわかる内容はこのくらいなので、実際に成分を見ていきます。

資生堂 ベビーホネケーキ（フォアベビー）の成分解析

成分を見てみると水の次はオレイン酸Naとなっています。

石鹸の作り方は脂肪酸と水酸化Na又は水酸化Kを混ぜ合わせるという方法で作られます。

脂肪酸を水酸化Naと反応させると固形石鹸、水酸化Kと反応させると液体石鹸になります。

成分中に記載されているオレイン酸Na、ラウリン酸Na、パルミチン酸Na、ステアリン酸Na、ミリスチン酸Na、ヒマシ脂肪酸Naは全てオレイン酸やラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ミリスチン酸、ヒマシ脂肪酸という脂肪酸に水酸化Naを反応させて作られた固形石鹸ということになります。

白糖はスクロースのことで保湿成分です。
グリセリンは多くの化粧品に使われる保湿剤です。

水添ハチミツは商品名にもなっている成分でお肌の保湿やコンディショニングに使われる成分ではちみつ自体が美容業界でも注目を浴びています。

PEG-30はポリエチレングリコールで旧表示指定成分の基剤です。

塩化ナトリウムは塩のことですが、増粘剤として使われますが、石鹸作りにも利用されます。

エタノールはアルコールで抗菌作用などがあります。
エデト酸塩やエチドロン酸四ナトリウムはキレート剤ですが、エデト酸塩は旧表示指定成分です。

グルコースは糖の一種で保湿剤です。
香料は香り付けに使われる成分です。

全成分を見てみると、PEGやエデト酸塩などの旧表示指定成分が含まれていることから赤ちゃんのお肌にやさしいとは言いづらい内容ではあります。

エタノールや香料も人によっては合わなかったり肌トラブルにつながったりしますので、気になります。

石鹸自体は生分解性は高いですが、洗浄力も比較的高めです。
保湿力などは使用される脂肪酸などによって変わってきます。

そのため、石鹸どうこうというよりも、旧表示指定成分などお肌への負担が気になる成分が配合されていることがベビーソープとしてはあまりおすすめできません。

単純な純石鹸にくらべるとハチミツが配合されている分保湿力は高めとなっています。

資生堂 ベビーホネケーキ（フォアベビー）の価格や販売店は？

気になるベビーホネケーキ（フォアベビー）の販売店や価格についてご紹介します。

まず、定価は85gで400円（税抜）です。

販売店は資生堂の公式通販サイトであるワタシプラスにて販売されています。

他にも楽天市場内のドラッグストア系店舗やamazon、Yahoo!ショッピングなどで販売されています。

価格は楽天市場やamazon、Yahoo!ショッピングなどのモールでは公式通販サイトよりも安く販売されています。マツモトキヨシのWEBサイトでも販売されています。

だいたい320円（税抜）ほどが最安値段となります。

店舗だとマツモトキヨシで販売されているようです。